俳優の池松壮亮さんが9月16日(2022年)の「あさイチ」(NHK総合)にゲスト出演。話題作や大学時代の苦悩などについて語った。博多華丸・大吉キャスターとは福岡出身というだけでなく、深いつながりがあるようで...。
鈴木奈穂子アナ「華丸さんとはもう...」
華丸「同じ高校の、同じ部活の後輩。タメ口使っちゃいそうな...」
池松さん「全然大丈夫ですよ(笑)」
華丸「逆によそよそしくある可能性もありますが、ご了承ください」
「キラッキラした目で『すげえ!』って...」
10歳の時、ミュージカル「ライオンキング」のヤングシンバに抜擢されたことから始まったという池松さんの俳優人生。その翌年の2002年には福岡に暮らす少年のひと夏の冒険を描いたドラマ「うきは―少年たちの夏―」で初主演を果たした。
その作中で出会ったいかついお兄ちゃんを演じたのが大吉キャスターで、ヒッチハイクしたトラック運転手を演じたのが華丸キャスターだったという。
大吉「蒼井優ちゃんも(出演していた)。色んなスターを輩出した」
華丸「偉そうに(笑)。まぁ、送り出したんだよね」
その後、トム・クルーズ主演の大作映画「ラストサムライ」(2003年)で、12歳でハリウッドデビューを果たした池松さん。華丸・大吉キャスターは、撮影に向かう池松さんと福岡空港でばったり会ったそうだが、スタジオではその時の3人の会話が再現された。
大吉「僕らは当時の『爆笑オンエアバトル』の出番で東京に行く時で。会った時に(池松さんが)『お兄ちゃんたち、どこ行くの?』って。で、『僕たち今から東京・渋谷のNHKだよ』って言ったら、『すげえ!すげえ!』って」
華丸「キラッキラした目で『すげえ!』って。で、逆に『どこいくの?』って言ったら、『オーストラリア』って。『オーストラリア?東京よりも大分遠いね...。何しにいくの?』『映画』『映画?なんの映画?』『トム・クルーズの』『トム・クルーズ!?』って。聞く度に上回ってくる」
大吉「キロバトルが。5万キロくらいの驚きのバトル。『お兄ちゃんたち頑張ってねー!オンバト受かってねー!』って言いながら『ラストサムライ』に向かっていった(笑)」
当時、野球少年でプロ野球選手を目指していたという池松さん。俳優になるとは夢にも思っていなかったそうで、「(ことの大きさが)分かっていなかった。僕は映画とか観て育っていなかったので、そもそもトム・クルーズを知らなかったんですよ。お2人の方がスターだったので。福岡で言うと...っていうか(笑)、僕にとっては」と説明していた。
(ピノコ)