「バカにしてないですか?」 旅館関係者が「県へ怒り」の理由 (めざまし8)

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   「バカにしているんじゃないですか?」と強い口調で詰め寄る音声。倉田大誠アナは「この音声は、9月12日(2022年)に石川県が行った地元の旅館関係者への説明会での音声です。旅館関係者から怒りの声が上がった理由とは何だったのでしょうか?」と言って、16日の「めざまし8」でその背景を紹介した。

  • 観光客も多く利用する道路の復旧めぐり…(写真はイメージ)
    観光客も多く利用する道路の復旧めぐり…(写真はイメージ)
  • 観光客も多く利用する道路の復旧めぐり…(写真はイメージ)

谷原章介「僕はこの道路を通って...」

   8月4日の豪雨で一部道路が崩落して通行止めになっている「白山白川郷ホワイトロード」。この自動車道路は、石川県と岐阜県を直結しており、紅葉スポットとしても有名で、世界遺産・白川郷につながる道で多くの観光客が利用している。しかし、崩落によって石川県側からは中宮温泉に行けなくなっている。

   この説明会で県は、復旧時期について「年内の通行は困難と判断している」と説明したが、地元旅館関係者はこの回答に「当初は9月早期と聞いていた。次に9月のシルバーウィークまでにはとなり、それが先々週9月中はダメとなった。それが今は一般車は今年は無理。なんか、バカにしてないですか?」と詰め寄った。説明が二転三転し、復旧時期がどんどん遅れていることに怒りの声が上がっているのだ。

   県の担当者は「期待を持たせてしまったかもしれない。申し訳なかった」と謝罪したが、「復旧時期を問い合わせされて、できるだけ早い時期に向けて再開する努力をしたいと答えたことが、誤解を与えてしまった可能性がある」と言う。現在は本格工事に向けて専門家と検討中の段階で「1日も早く通れるよう工事を進めたい」と県は話している。

   倉田アナが「旅館側はキャンセルも出ているようで、適切な説明が求められますね?」と司会の谷原章介にコメントを求めると、谷原は「僕はこの道路を通って北陸・上越地方を旅をしたことがある」と告白。そして「生活道路でもあり、旅館関係者にとっては営業に必要な道路でもある。早く復旧してもらいたい気持ちはわかりますが、安全が大事。県は説明したうえで、納得できる形でなるべく早く復旧させてほしい」とコメントした。

(バルバス)

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