マリニン「4回転半」成功と羽生結弦 長嶋一茂「スポーツは塗り替えの歴史」

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   「すごいです」ときょう16日(2022年9月)の「モーニングショー」で、MCの羽鳥慎一が切り出したのは、男子フィギュアスケートで世界で初めて、米国の17歳の選手が4回転半ジャンプに成功したという話題だ。

  • スケート界に新風(写真はイメージ)
    スケート界に新風(写真はイメージ)
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「刺激を受けて...」

   現地時間の14日に米レークプラシッドで行われたUSインターナショナルクラシック大会で、イリア・マリニン選手がフリーの冒頭で4回転半ジャンプをきれいに決めた。マリニン選手は、フィギュアスケーターとして2度の五輪出場歴を持つ両親を持ち、幼少期から英才教育を受けてきた。今季から本格的にシニア参戦している。

   プロフィギュアスケーターの織田信成氏は「高さと空中での回転速度がものすごく速かった。素晴らしかったと思います。今シーズン、日本の選手の大きな壁となります」と話していた。

   4回転半ジャンプは、日本の羽生結弦選手が挑み続けてきた技だ。ことし2月の北京五輪では転倒したが、採点上は初めて4回転半と扱われた。現地の報道によると、マリニン選手は試合後、「羽生選手に刺激を受けて、ここでやってみようと思った」と話していたという。

   長嶋一茂(元プロ野球選手)「スポーツは塗り替えの歴史ですから。プロ野球でも、(ヤクルトの)村上(宗隆)選手が王さんのホームラン記録をもうすぐ抜くとみられています」

   廣津留すみれ(バイオリニスト)「バイオリンもそうですが、練習でいくらできても、本番で決めるということが大変。滑り方を見ていると、迷いがないですね」

   羽鳥「これからが楽しみです」

(キャンディ)

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