あす17日(2022年9月)土曜日からの3連休、台風14号が日本列島を縦断する可能性が強まった。いま南海上にあり、発達して、あす朝には九州に接近、上陸後は「列島をなめるように進んでいきそう」(気象予報士の山下佳織)で、広い範囲で荒れた天気が予想されると16日のTHE TIME,は警戒を呼びかけた。
3連休の予定、どうする?
気象予報士の増田雅昭によると「非常にやっかいな台風」だそうで、列島のほぼ全域に影響し、中心から離れた所でも大雨が長く続く可能性が特徴という。今は綿あめを作るように周りの雲を絡めながら北上中。あすには九州・奄美地方の風雨が強まり、あさって日曜は西日本が広く荒れ、月曜は関東甲信や東北北海道でも雨や風が強まる恐れがある。
杉山真也アナウンサー「警報級の大雨の可能性があり、警戒が必要です」
山下予報士「3連休の予定を変更する検討もお願いします」
江藤愛アナウンサー「心配の声が集まっています」
都内の40代女性は「どうしようか考え中です」、熊本県の50代女性は「連休明けからミカンの収穫なのに」、埼玉県からは「3連休に社員旅行なので心配」、鹿児島県奄美市からは「こんなに台風ばっかりくると、島は大変」の声が届いた。
9月に似たコースをたどった2017年の台風18号の時は、大分県で1時間100ミリを超す雨が降り、記録的短時間大雨情報が7回も出た。九州から北海道までの列島を縦断、各地が大雨だった。「今回の台風14号も九州から東へ、まさにこの3連休中にカーブする可能性が非常に高い」(増田予報士)という。
(あっちゃん)