トラコの涙に「マミー3人衆」がかけた言葉 心にしみて「泣けてきた」人も

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   橋本愛さん扮する謎の家庭教師・根津寅子(通称トラコ)が、問題を抱える3つの家庭で授業を行う「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)。第9話(2022年9月14日放送)では、トラコと教え子の母親たちをつなぐ、誰も知らなかった深い絆が明らかになりました。トラコが号泣しながら本音を吐露する場面もあり、SNSでは感動の声が広がっていました。(以下ネタバレを含みます)

   歩道橋で何者かに突き落とされて入院したトラコのもとに、福多(中村蒼さん)から「母親が見つかった」との連絡が入ります。「重病で入院しているから、すぐに会いに行くように」と言われても頑なに拒否する一方で、病院で知り合った大富豪と財産目的で婚約してしまったトラコ。加速する暴走を止めるべく動いたのは、教え子の母親たちでした。

  • 橋本愛さん(写真:2021 TIFF/アフロ)
    橋本愛さん(写真:2021 TIFF/アフロ)
  • 橋本愛さん(写真:2021 TIFF/アフロ)

母が見つかるが...

   実は、病床でトラコの母が手にしていた1枚の写真から、里美(鈴木保奈美さん)は昔、トラコの母と同じクラブで働いていて、智代(板谷由夏さん)のお店にはトラコが7歳の時に母と角煮定食を食べにきたことがあり、真希(美村里江さん)は中学生の時に母に捨てられて泣いていたトラコを保護していた、という驚きの過去が判明! 3人は奇跡的な縁に驚きつつ、大富豪の家に押しかけてトラコを説得します。トラコはなかなか首を縦に振りませんが、「もう自分のことも人のことも傷つけるのはやめなさい」「山ほど言いたいことあるんでしょ?」「自分の気持ちをお母さんにぶつけてみたらいいのよ」と詰め寄る母親たちに心を動かされ、ついに母に会いに行く決意をします。

   しかし、トラコが病院を訪れると、母はすでに息を引き取っていました。母がトラコに遺したのは、文章が途中で切れてしまった1通の手紙だけ。「あなたたちが言いたいこと言ってやれなんて言うから勇気出して行ったのに、結局もう何も言えなくなっちゃったじゃないですか」と涙を流すトラコに、3人の母親たちは「なら私たちが聞くから。20年以上言えなかったあなたの思いを、かわりに全部受け止めてあげる」「私たちをお母さんだと思って全部ぶつけなさい」「なんでも吐き出してあなたの辛さや悲しみが少しでも減るなら嬉しい」と伝えるとトラコの心の壁は崩れ、ずっと閉じ込めていた思いが溢れ出します

「なんてあたしを置いていったのよ。ずっと待ってたのに。私が今までどんだけ辛かったと思ってんのよ。どんだけ会いたかったと思ってんだよ。何回あんたの夢を見たと思ってるんのよ。どんだけ待ったと思ってんだよ。ごめんねってお母さんが悪かったって、今までよく頑張って、慰めて欲しかった。なんで死んじゃったの、お母さん!」

   子どものように泣きじゃくるトラコを、「よしよし、辛かったね」「よく頑張ったね」「えらいえらい」と頭を撫で、抱き締め、背中をさする3人の母親たち。実の母にぶつけられなかった気持ちを、3人の母親たちが受け止めてくれる。ツイッターでは「トラコが初めて感情を出して泣いたのは感動」「マミー3人衆の言葉が、辛かった時にかけてほしい言葉ベスト3すぎて泣けてきた」「トラコに助けてもらった母親たちが、今度はトラコを助ける。過去には誰も知らなかった奇跡が。面白い展開」といった声が多く見られました。

   トラコは3人の子どもたちに頭を下げ、家庭教師として人生をやり直すことを決意。「子どもたちに奇跡を起こせるような、本当の家庭教師になりたい」とトラコが新しい夢を語り、ハッピーエンドかと思われましたが、そう簡単に事は運びませんでした。数日後、受験を目前に控えた3人の子ども全員が「受験をやめる」と言い出す異常事態に! これまで秘書をしていた福多にも頼れなくなってしまった中で、トラコがどうやって乗り越えていくのか。次回が最終回となります。

(Hibunny)

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