「9月に入りましたけど、まだまだ暑い日続いております。その影響で今年の秋はダニに注意が必要かも知れません」と倉田大誠キャスター。13日(2022年9月)の「めざまし8」は、今からできる対処法を紹介した。
実際にダニはどのくらいいるものなのか。顕微鏡で布団の中を見てみると、映っている範囲だけでサイズ0.2~0.4ミリのチリダニが20匹以上。敷布団の場合、平均で30万匹、多いと100万匹を超えるとも言われているという。
武井壮「タイマンじゃ駄目かぁ...」
医学博士の髙岡正敏氏は、なぜ例年以上にダニへの注意が必要なのかを説明。1つは、約2年半のコロナ生活で、家の中にダニのエサとなる人の皮脂や食べかすが増えやすい環境になっていること。それに加え、連日の猛暑や長雨で、この夏はダニが増えやすい条件がそろってしまったというのだ。
「ダニの数は夏に増えますが、ダニのアレルゲンはこれから増えてくるんです。ですから、アレルギーの患者さんにとってはこれからが問題になってきます」と髙岡氏。秋に増えるダニの死骸や糞がアレルゲンになり様々な体調不良を引き起こすというのだ。
MCの谷原章介「では、死骸や糞をどう片付けるのかがポイントですね」
紫外線を当てる、布団の洗濯、天日干し、乾燥剤による乾燥、圧縮袋の使用、冷凍、掃除機...などなど、よく聞く対策だけではダニを完全に撃退するには不十分。ではどうすれば?
倉田キャスター「武井さんだったらどう倒しますか?」
武井壮(タレント)「タイマンですね。1匹ずつしらみつぶしにブチッ!と」
倉田キャスター「なるほど(笑)。だけど相手かなり多勢ですから」
髙岡氏によると、撃退法のステップは2つ。1つ目は55度以上で30分以上加熱すること。布団ならコインランドリーや布団乾燥機を、ぬいぐるみなどはお湯を活用すると良いそうだ。
その上で、こまめな洗濯や掃除機で皮脂などのダニのエサを残さないのが大事だという。特に枕や枕カバーは皮脂が溜まりやすいので要注意だそうだ。ベッドマットなどは専用のパッドや吸湿する炭などを利用すると良いという。
谷原「こまめな洗濯と乾燥機!」
髙岡氏「洗濯はおそらくダニのアレルゲンも洗い流してくれますので、効果的だと思います」
武井「タイマンじゃ駄目かぁ...」
(ピノコ)