園児訓練、クラクション鳴らす力のない子はどうする? 「THE TIME,」が伝えた様子

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   けさ13日(2022年9月)の「THE TIME,」のニュース関心度ランキング1位は「クラクションで助けて 園児訓練」だった。「3歳の女の子がバスに置き去りにされ亡くなった事件から1週間がたちました。助けを求める訓練が始まりました」と司会の安住紳一郎が取り上げた。

  • 番組サイトより
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宇賀神メグアナ「悲劇を繰り返さないために...」

   先週月曜日、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の通園バスに河本千奈ちゃん(3)が置き去りにされ死亡した。これを受け再発防止に向け、取り組みが始まっている。

   「プー」というバスのクラクションが聞こえると、「あー、上手、上手」と母親や先生が園児たちをほめる。埼玉県狭山市では万が一、バスに取り残された場合を想定して、クラクションを鳴らし、自分で助けを求める訓練が行われた。手でクラクションが押す力がない園児はお尻で鳴らし、周囲に異常を知らせる。

   「クラクション、押せる?」と聞くと、「押せる」。母親が「力強く押すんだよ」と言い聞かす。このほか、こどもたちがいつも持ち歩いている水筒を使うやり方を考えた母親もいた。「最初、素手でやってみたけど、やっぱり、全然鳴らせなくて、そばにあった水筒でやってみたら、鳴った」と話す。

   参加した母親の1人は「(事故の後)すぐにやっていただけたので、バスで通園しているので少しでも安心になったかなと思っています」。50代の女性は「この訓練は是非、どこの園でもやってほしいです」といい、40代の男性は「悪いことではないが、最後の手段であるべき。関わる大人が意識を変えないといけないと思う」と話していた。

   宇賀神メグ・アナウンサー「悲劇を繰り返さないために子どもたちの命を守る取り組みが進められています」

(一ツ石)

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