「夏の甲子園で熊本県の県議がタバコを吸っていました。映像があります」と12日(2022年9月)の「THE TIME,」で司会の安住紳一郎が伝えた。
「禁煙」の応援席で
8月18日、順々決勝が行われていた甲子園の応援席。母校の名前を書いたシャツを着て、タバコを吸っている男性がいる。熊本県議会の井出順雄議員(自民党)だ。現在6期目で2019年~おととしまで議長を務めていた。母校の試合の応援中にアルプススタンドで加熱式たばこを吸っていた。もちろん、その席は禁煙。
学校関係者が注意し、別の関係者も「井出議員は再三にわたって注意を受けていた。周りに座っていた人も『禁煙ですよ』と何度も注意したが、なかなか吸うのをやめなかった」と言っている。
井出議員は取材に対し「禁煙の認識はあったが、何の気なしに火をつけて吸ってしまっていた。私の不注意。申し訳なかった」と喫煙の事実を認める一方、学校関係者らからの表現とは食い違う言い分もある。井出議員は「周囲から注意を受けてすぐに消し、禁煙グッズに切り替えた」と説明している。
宇賀神メグ・アナウンサーが視聴者の声を紹介する。「熊本県民として本当に恥ずかしい。言語道断」(50代女性)、「周りの高校生がタバコの臭いで体調を崩したと聞いて、大人として申し訳ない気持ちでいっぱい(20代女性)、「学校側の注意を聞けない人が県民の声を聞けるとは思えない」(50代女性)といった声。
宇賀神「このような怒りの声が多く寄せられました」
(一ツ石)