<1年前のワイドショー> 「バズる」「エモい」「ググる」などなど、日々ワイドショーで使われている流行りワード。先日、TBS系「THE TIME,」の司会・安住紳一郎アナが「エモい○○ですねえ」と言った後、「これで使い方合ってます?」とスタッフに聞く場面もありました。言葉は日々、変わっています。
国語辞典の改訂で3500の新語追加
昨(2021)年の今ごろ、三省堂が8年ぶりに「三省堂国語辞典」を全面改訂、第八版を出版すると発表しました。そこに時代を写す3500の新語が追加されるとのことで、流行りに敏感なワイドショーの恰好の話題となりました。
(J-CAST)ワイドショー通信簿の「ラスボス登場する国語辞典が爆誕 新語3500、加藤浩次『こういう言葉が...』」(2021年9月14日、日テレ系「スッキリ」)は、番組が新語の中からいくつかの言葉をクイズ形式で出題したことを紹介しています。
「インターネットの通信販売で(マウスをクリックして)買う」こと、「これはなんという言葉でしょうか」と岩田絵里奈アナが出演者たちに出題すると、高橋真麻さん(フリーアナウンサー)が即座に「ポチる?」と答えて、「正解です」。
MCの加藤浩次さんは「全然違っていた。俺、ネット販売かと思った」。
その後もクイズは続きます。
「コンピューターゲームで、最後に出てくる強敵 」
「(スポーツなどで)集中力を高めることで、感覚がとぎすまされ、しかもリラックスし、最高の力が出せる状態になる」
「収録した映像全体のうちで、放送に使えそうな分量。『きょうは――がよかった』」
「『おどろくようなもの』が誕生すること。『新しいメニューが――』」。
「口の中の熱い食べ物を口をあけしめして冷ます様子。『からあげを――しつつ食べる』」
以上ですが、コメンテーターは日々新しい情報に接しているためか、正解率が高かったようです。
あれから1年、言葉はますます進化し、いま記事を読むと古く感じる人もいるかもしれません。
ちなみにクイズの正解は、上から順に
「ラスボス」
「ゾーンに入る」
「撮れ高」
「爆誕(ばくたん)」
「はふ はふ」
でした。
(コムギ)