エリザベス女王の国葬と安倍元首相の国葬 スッキリで話題になった点

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   けさ9日(2022年9月)の「スッキリ」は、イギリスのエリザベス女王の死去を冒頭で伝えた。岩田絵里奈アナが「きょう午前2時半ころ、静養先のスコットランド北部のバルモラル城で亡くなったということです」

  • エリザベス女王が亡くなった
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「内閣葬や自民党葬じゃダメなのでしょうか」

   国連安全保障理事会では15カ国の出席者が黙とうをささげ、アメリカのバイデン大統領、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相ら世界中が追悼メッセージを発表している。住まいのロンドンのバッキンガム宮殿前は献花に訪れた市民で埋まっている。

   遺体はあすかあさってにはバッキンガム宮殿に戻り、20日前後にウエストミンスター寺院で国葬が行われる予定になるという。

   国葬といえば、日本ではきのう8日に衆院の閉会中審査が行われ、岸田文雄首相が9月27日の安倍晋三元首相の国葬について、開催理由などを説明した。しかし、金曜コメンテーターの森迫永依(俳優)は「いつの間にか国葬になっていたっていう感じですよね。なんで国葬にしたんだろう、国葬ってそもそもなんだろうと考える時間もないまま決定してしまった。違和感があります」と語った。

   近藤サト(フリーアナウンサー)「アメリカなど文化としての国葬のある国と、ずっとやっていない日本では、国葬の概念が違いますよね。いまの日本には即していないんじゃないかなあ。安倍さんを悼みたいというのは皆ありますから、内閣葬や自民党葬じゃダメなのでしょうか」

   岸田首相は国葬とした理由のひとつに、「各国で敬意と弔意が示された」ことを挙げた。アメリカのハリス副大統領、カナダのトルドー首相ら50カ国程度の首脳クラスの参列を想定し、約6億円の接遇費用を準備しているという。

   ただ、その直前にエリザベス女王の国葬が行われる。世界中の元首が参列し、英国を挙げての葬儀になるが、安倍元首相の国葬は世論の半数以上が反対していて、当日は抗議デモもあるだろう。あまりの違いが浮き彫りにならないか。

(カズキ)

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