イギリスのエリザベス女王が死去した。「訃報です。96歳でした」「イギリスだけでなく世界中で親しまれた女王でした」と9日(2022年9月)、THE TIME,は杉山真也アナウンサーや宇賀神メグ・アナウンサーが伝えた。
「通りすがった男性までが...」
女王は夏の静養先、スコットランドのバルモラル城に滞在中で、8日朝に医師団の診察を受け「健康が懸念される状態」とされていた。今月6日にはトラス新首相を任命したばかり。そのトラス首相は「現代英国の礎だった」と死を悼んだ。
江藤愛アナウンサー「ロンドンから中継です」
ウエストミンスター寺院の前に立つ須賀川拓記者は「通りすがった男性までが、目をまっ赤にしてまるで家族の一員を失ったようですと初対面の私に語りかけてくれました。バッキンガム宮殿前には数千人が集まり、ウエストミンスター寺院まで来る人も多数いました」とリポートした。
エリザベス女王は在位70年。おととし、新型コロナの感染が拡大した際には「私たちは団結し、断固たる態度で臨めば必ず乗り越えられます。良き日は再び訪れます」と異例のビデオメッセージを発表し、その最後を第二次大戦中の愛唱歌「We will meet again」の言葉で結んだ。
後継国王にはチャールズ皇太子が即位する。イギリスは10日間の喪に服し、ウエストミンスター寺院で国葬が執り行われる。
「THE TIME,」は金曜日の総合司会だった香川照之がセクハラ・パワハラ疑惑を週刊誌に報じられ降板、この日は局アナウンサーがエリザベス女王のニュースを情報を小出しに分けながら6回繰り返した。
(あっちゃん)