水際対策緩和 安住紳一郎アナが伝えた不安と歓迎の声

   日本入国の際に実施されていた新型コロナ水際対策がきのうから緩和された。これで外国人観光客が戻ってくるか。「(感染拡大に)不安がある一方、観光業からは歓迎の声があがっています」と8日(2022年9月)、THE TIME,司会の安住紳一郎アナウンサーが伝えた。

  • 水際対策緩和の影響は?
    水際対策緩和の影響は?
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「問い合わせが増えました」の声も

   入国・帰国時にすべての人に求められたPCR検査の陰性証明提出が、ワクチン3回接種を条件にいらなくなった。空港では「ずいぶん時間がかかると聞いていたのが、とてもスムーズに入れました」(ベトナムからの帰国者)という。

   一日の入国者数の上限も、2万人から5万人に広がった。添乗員なしのパッケージツアーも解禁。訪日客には携帯電話など連絡手段の確保を求め、業者はマスク着用や手指消毒といった日本の感染対策を客に説明して同意を得ることが条件だ。

   安住「コロナの不安もある中で進められる水際緩和策。インバウンド需要の回復に期待の声も強いようです」

   浅草の着物レンタル店の店長は「ここ数日、問い合わせが増えました。信じられないぐらい電話が多い」と話した。アジア各国や南アフリカからも連絡があったという。韓国でも、ソウルの旅行代理店は日本への旅行予約が倍増したそうだ。「いま一番人気は大阪市内と歴史ツアーです。福岡や東京へのパッケージも人気があります」と担当者。受け付けのコールセンターでは九州や、東京、大阪の地名が飛びかっている。

(あっちゃん)

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