「接種開始のタイミングがまだ正式に決まっていない4回目のワクチン接種。ただ一部の地域では、すでに接種券が届いているようです。どういうことでしょうか」。6日(2022年9月)の「THE TIME,」で宇賀神メグ・アナウンサーが取り上げた。
オミクロン株対応のワクチン、厚労省は今月19日(2022年)以降、約3000万回分のワクチンを全国の自治体に配送すると発表した。高齢者ら重症化リスクの高い人を優先して接種を開始するというものだ。「そのワクチン接種について、いま、こんな情報が」と宇賀神アナが問い掛ける。
「政府の方針を先読みし...」
きのう都内で聞いてみると、若い女性が「4回目が届きました。私は基礎疾患がないので、該当しないなと思ったので、なぜ来たんだろうと思いました」といっていた。実は東京都23区の一部地域で対象外の人にもすでに「4回目の接種券」が届いているというのだ。
なぜ、対象外にも送付しているのか。墨田区に聞くと、「(接種の)年齢が拡大する時に改めて接種券を送るよりも、1回で接種券をすべての方に届けて接種券があることを安心して頂く」と説明する。世田谷区では「これまでも国は接種スケジュールを前倒して、接種券の発送を自治体に求めてきた経緯があることから、今回も前倒しの可能性があると想定しました」と語る。「政府の方針を先読みし、事前準備を進めることでスムーズな接種に繋げたい考えもあるといいます」と宇賀神。
では、こうした現時点で対象外の人はいつごろから4回目を接種できるのか。墨田区は「予定では10月の頭から集団接種・個別接種を開始する予定で計画を作っています」ということだった。
ともあれ、混乱せず、スムーズに接種したいものだ。
(一ツ石)