コロナ後遺症かと思ったら「別の病気」 長谷川ミラの知人に起きたこと

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   「コロナと共存をしている今、コロナにかかった後に後遺症に苦しんでいるという人も増えているんです。中にはあまり知られていない症状を訴える人も。新たな症状とは?」と倉田大誠キャスターが切り出した。

   5日(2022年9月)の「めざまし8」が注目したのは、増加傾向にあるという「ブレインフォグ(脳霧)」という後遺症。例えば、今年4月に感染した女性は、メールで打とうとした「おはようございます」という文字を認識するのに6回くらい確認しなければならなかったという。

  • 「コロナ後遺症」以外の可能性も視野に…(写真はイメージ)
    「コロナ後遺症」以外の可能性も視野に…(写真はイメージ)
  • 「コロナ後遺症」以外の可能性も視野に…(写真はイメージ)

「ブレインフォグ」の重症化を防ぐには?

   これについて番組は聖マリアンナ医科大学リハビリテーション医学講座の佐々木信幸主任教授に取材。

「頭の中がもやもやするといった漠然とした訴えから、記憶力が異常に落ちたとか、物を考えると頭が痛くなるとか、文字が読めないとか。そういった色んな症状が複合的にあってそれがブレインフォグだと思っています」(佐々木主任教授)

   佐々木主任教授によると、ブレインフォグにはまだ確立された治療法はないが、磁気刺激によって脳の血流を改善することによって一時的には改善されるという。

   また、ヒラハタクリニックの平畑光一院長は、後遺症について「無理をすると重症化する恐れもある」と指摘。重症化すると家事など日常のことができなくなり、ひどい場合は寝たきりになる場合もあるという。実際の例は「ドライヤーが重くて持っていられない」「お椀を持てず、味噌汁はストローで」「歯磨きは疲れるため、何回かに分ける」などだ。

   重症化を防ぐには? コロナ感染から日常生活に復帰した後は、残業したり、運動して体力を取り戻そうとしたり頑張りがちだが、無理はしないこと。平畑院長によると、2カ月間は疲れないように生活することが大事だそうだ。

   倉田キャスター「お子さんの場合は特にやっかいだそうです。けん怠感、頭痛、睡眠障害...。お子さんは自分の言葉でなかなか症状を訴えられませんから、親御さんも成長過程の一過性のものと捉えてしまいがちだということですが、ここはケアが必要ですね」

   MCの谷原章介「そうですよね。あくまで自覚症状で本人の中でのことですからね。コロナの陽性反応みたいな分かりやすい指標があるわけでもないですし。コロナ隔離の解除後、けん怠感とかでまた仕事を休むって言いづらいですよね」

   長谷川ミラ(モデル)「友人に起こったことですが、コロナの後遺症だと思って病院に行ったら全く違う病気だった。全て後遺症だとまとめずに、色んな病院に行って調べてみるのも1つなのかなと思います」

(ピノコ)

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