「インフルエンザのワクチンとコロナワクチンの同時接種はOK」--5日(2022年9月)の「THE TIME,」で宇賀神メグ・アナウンサーが伝えた。厚労省はオミクロン株に対応した新しいワクチンの接種対象を2回目の接種を終えた12歳以上のすべての人を対象とすることを決めた。高齢者や重症化リスクが高い人などから9月中にも順次始まる見通しだ。
「右腕、左腕と変えた方がいいのではないか、という話も」
一方、この2年、日本でほとんど流行しなかったインフルエンザが今年は警戒が必要とされている。日本とは季節が逆の冬のオーストラリアでは例年より数カ月早くインフルエンザが流行している。日本でもコロナとインフルエンザが同時流行する可能性が指摘されている。
これについて日本医師会は「新型コロナとインフルエンザのワクチンを同時に接種することも安全性や有効性に問題はない」との見解を示し、両方の接種を呼びかけている。
同時接種の副反応について、東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅医師は「アメリカでは昨シーズンから行っています。副反応データを集めた限り(副反応の)強さが増すことはないです」と話している。
ただ、街では「副反応で熱が出たので、一緒に打つことで、より副反応が強かったりするのかな」(中年女性)、「僕の場合、3回とも副反応が出たので、同時に打った時の副反応が怖い」(若い男性)といった不安の声が出ている。
司会の安住紳一郎「さまざまな疑問がありますね。どうやって同時に接種するのか。同時接種は便利だが、どちらの腕に副反応が出たのかが分からないので、右腕、左腕と変えた方がいいのではないか、という話もあります。インフルエンザのワクチンをそもそも打つのか、打たないのか。コロナは3回目なのか、4回目なのか、それぞれ、皆さんの予定、スケジュールなどなど複雑な要因が絡みますね。ちょっと混乱し始めていましたけど、自分の中でまとめて考えてみるのが、いいかもしれませんね」
(一ツ石)