今日5日(2022年9月)の「スッキリ」で、加藤浩次はマネジャーが新型コロナ陽性になったため、森圭介アナウンサーとともにお休み。加藤浩次のポジションに杉山愛、森アナのポジションに辻岡義堂アナが入って番組がスタートした。そんな中、冒頭の「今朝の一面」コーナーの最後に取り上げたのが、石川県能登町にある巨大モニュメントだ。
岩田絵里奈アナウンサー「批判はねのけ驚きの経済効果です。大きいイカです。こちら石川県能登町にある巨大なモニュメントです。その名も『イカキング』。愛さんご存知ですか」
杉山愛(元プロテニスプレイヤー)「よく覚えてますよ。番組でも取り上げましたもんね」
縦4メートル、横13メートルの巨大モニュメント
「イカキング」は、縦が4メートル、横が13メートルで、名産のイカをPRしようと去年の4月に能登町が2700万円で設置したもの。費用の大半が新型コロナ対策交付金だったことから「もっと使い道がある」と批判も起きていた。
しかし、お披露目から1年4カ月。イカキングは驚きの効果を上げていた。イカキング目当てと思われる観光客の経済効果が6億円。さらにニュースになるなどメディアでの宣伝効果が18億円と、合計はなんと24億円。
岩田アナ「このイカ、稼いでいるんです」
なぜここまで効果が出たのか。能登町ふるさと振興課の担当者は「イカの駅つくモールでは、イカを食べることはできますし、見ることや匂いを嗅ぐこともできますが、触ることはなかなかできません。なので、イカを食べるんじゃなくて逆にイカに食べられてみたらどうか。食うか喰われるか」と設置のコンセプトを語る。
イカキングの腕はぐるっと丸くなっていて、「イカに捕まえられて今から食べられちゃう」という写真が撮れるようになっている。実際に番組がハッシュタグ「#イカキング」で投稿された写真を集めてみると、みんなこの腕に巻きつかれるようにして写真を撮っている。
杉山愛「自分もやってみたいというか、喰われたいと思いますよね」
石田健(ニュース解説者)「斜めからのアングルいいですよね。躍動感がすごい。みんな写真映えを意識している」
神田愛花(フリーアナウンサー)「当時別の番組で『コロナ対策交付金で対策になっているのか』とコメントしていたんですが結果オーライ。勉強になりました」
イカキングフィーバーに沸いた能登町、2つ目はどうするのか聞いたところ「2匹目のドジョウならぬ2杯目のイカは狙わない」とのことだった。
杉山愛「(2杯目を狙わないのは)正解だと思います」
石田健「僕4月にコメント求められてたら『新型コロナで苦しんでいる人いるのに』とドヤ顔で言っていたと思います。その時にコメント求められてなくてよかった。すごく経済効果あるので正しい選択だと思います」
(みっちゃん)