氷見沖で子供とみられる遺体 富山の不明2歳児との関連調べる (スッキリ)

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   昨日4日(2022年9月)午前9時半頃、富山県氷見市沖でボート釣りをしていた人が、人のようなものが浮いているのを発見した。発見者は118番通報し、海上保安庁が午前10時半前に小さな子どもとみられる遺体を発見、収容した。遺体はうつぶせ状態で着衣がなく、性別がわからないほど損傷していた。

   氷見市の隣の高岡市では、2週間前の8月20日夜に2歳の男児が行方不明となっている。関連はあるのか。今日5日の「スッキリ」は、現地取材を交えながら詳しく報じた。

  • 番組ツイッターより
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杉山愛「命に関わるところは大人が安全な環境を作るのが大事」

   行方不明となった時間帯、高岡市では雨が降っていて、一時大雨洪水警報も出されていた。そうした中で2歳の男児は水色の半袖・半ズボンのパジャマ姿で靴を履かずに外に出てしまったとみられている。

   現地では警察・消防・ボランティアなど連日200人体制で捜索が行われてきたが、今回の遺体発見で現地からは「一刻も早く身元がわかるといいですね」という声も聞かれた。氷見市で釣具店を営む水谷実路さんは「(遺体が)氷見の方に来るのは意外。新潟に行くことは良く聞く」と語る。遺体は今日以降、司法解剖とDNA鑑定が行われ、行方不明男児との関連が調べられる。

   発見時の状況について、日本刑事技術協会の森雅人理事は「水流で脱げてしまうことは自然な現象としてよくある。ものにぶつかったり、生物に侵食されてご遺体が痛んでしまうことはある」と語る。

   石田健(ニュース解説者)「(行方不明男児との関連はまだわからないが)少なくとも発見された小さなお子さんの家族はいらっしゃる。その方を思うと胸が痛い。男児の家族の方は、結果がどうあっても苦しい時期、家族のケアが大事。子どものいる家庭や幼稚園では、子どもの手がとどかないところにドアノブを付けたりできるが、一歩街に出てしまうと子どものリスクが高い空間が広がっている。普段から目を配るのが大事。都内だと用水路にフタがあるが、現実的にすべてを塞ぐのは難しい」

   杉山愛(元プロテニスプレイヤー)「子どもは知らない間にできることが増えている。あっという間にどこでも行ってしまう。危険をブロックすると可能性を縮めてしまうが、命に関わるところは大人が安全な環境を作るのが大事」

   石田健「小さいと外に出ていけないし、大きいと自分で危険がわかる。1歳、2歳が難しい時期でリスクが大きくなる」

(みっちゃん)

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