今年の「24時間テレビ45」は、8月27日の午後6時30分から、翌28日午後8時54分まで日本テレビ系で生放送されました。
総合司会は羽鳥慎一・水ト麻美(日本テレビ)、24時間テレビサポーターの徳光和夫、メインパーソナリティ-は「ジャにのちゃんねる」二宮和也・中丸雄一・山田涼介・菊池風磨(ジャニーズ事務所)、チャリティーランナー兼近大樹(EXIT)の顏ぶれで、東京の両国・国技館を中心に開催されました。
何と言っても28日午後に放送された「最後のサライ~ミュージシャン加山雄三の決断~」に、心打たれました。年内でコンサート活動の引退を発表した、加山雄三(85歳)が、最後の「サライ」を国技館で生披露したのです。その前に、加山雄三と二宮和也のスペシャル対談が実現し、30年前の「24時間テレビ」で生まれた「サライ」の制作秘話や「なぜ今、引退を決断したのか?」音楽活動に対する想いを加山が語りました。谷村新司も、国技館で「先生みたいな人です。自分で歌を作って歌う最初の人です」と語り、一緒に「サライ」を歌いました。加山は「音楽というものを、愛して良かった」「音楽は一生の親友」と語りました。
最初から最後まで笑顔を貫いた兼近大樹
p> 「24時間チャリティーマラソン」にチャレンジした兼近大樹は100㎞に挑戦し、最初から最後まで笑顔で、国技館にゴールインしました。お母さんが国技館で兼近を待っていました。兼近の手紙を羽鳥が読むと、お母さんは勿論、最愛の母に対する親孝行の気持ちからか兼近が感動的な表情を見せました。「最愛の母から学んだからこそ、現在の自分がいる」。ほかにも、「会いたい」をテーマに、さまざまな企画がぎっしり詰まった今年の「24時間テレビ」に、私は「やはり、テレビっていいなあ」と、心から思いました。