「家庭教師のトラコ」に「全議員が見るべき」の声も 「今の日本」へ皮肉たっぷりの長ゼリフ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

福多がトラコに尽くす理由は?

   放送終了後のTwitterでは、「現代の皮肉が全てつまってて見入ってしまう」「公務員全管理職および全議員が見るべき」などと、トラコに共感する意見が飛び交っていました。

   「学歴も資格もお金もコネもない自分にはこの方法しかない。世界中の人間に馬鹿にされても、奇跡を起こせるって信じる」というトラコの強い決心に心を動かされた福多は、財務省を退職。「トラコをもう1人にはしたくない。ずっとそばにいてお前と奇跡を起こしてやる。そのためならなんだってやる」と宣言し、トラコの夢を支える決心をします。

   地味で戦略性に欠けていたトラコのファッションやホームページは、福多がプロデュース。授業料は生徒側に決めさせたり、授業の日は家に泊まらせてもらったりといった独自のシステムも2人で考え、「家庭教師のトラコ」が完成していく過程が描かれましたが、もうひとつ明らかになったのは福多が抱える闇です。実は12歳の時、トラコと自分のどちらかが里親に引き取られると知った福多は、トラコの自転車のブレーキを切って怪我をさせる、というとんでもない行動に出たのでした。福多がトラコに尽くす理由は、これまで描かれてきた「長年の恋心」なのか、それとも「贖罪」なのか。

   次回は、里美(鈴木保奈美さん)、真希(美村里江さん)、智代(板谷由香さん)の3人が、トラコの出した「家庭教師を続ける条件」をクリアするために大奮闘。予告では福多をトラコが泣きながら責める場面もあり、物語がまた大きく動きそうです。

(Hibunny)

姉妹サイト