お笑いコンビ「かまいたち」の冠番組「かまいガチ」(テレビ朝日系)から誕生した、LUNA SEAのコピーバンド「GACHI SEA」が、本家LUNA SEAのライブで生演奏する様子が8月31日(2022年)に放送され、ツイッターなどで感動の声が寄せられた。
「GACHI SEA」は、ボーカルのRYUICHIさんが声帯の手術を受けるため、LUNA SEAが22年2月1日をもって活動休止することを受けて発足した企画。2月3日放送回では、ボーカルを務めるLUNA SEAファンの山内健司さんを中心に、ギターのSUGIZOさんを濱家隆一さん、ベースのJさんを高木晋哉さん(ジョイマン)、ギターのINORANさんを布川ひろきさん(トム・ブラウン)、そしてドラムを真矢さん本人が担当して「ROSIER」(1994年リリース)を演奏した。
かまいたち山内が発表した企画
前回8月24日放送回で、山内さんから「『TRUE BLUE』を今から2カ月間ガチで練習して、武道館ライブでガチ演奏!」と、8月26日開催の日本武道館でのLUNA SEAのライブに「GACHI SEA」が参戦すると発表があった。
ライブ当日、ギター初心者だった布川さんは「僕は本当に寝てないです」、ベース初心者だった高木さんも「僕も寝てないです」と、直前まで猛練習を重ねてきたと明かす一同。追っかけの「ガチファン」担当のみちおさん(トム・ブラウン)は、乃木神社で購入した「勝守」をメンバー全員に渡すなど、一丸となってライブ成功を目指した。
「TRUE BLUE」(1994年リリース)はLUNA SEAとして初めてオリコン1位を獲得した曲ということで、リハーサル時、RYUICHIさんから「我々にとってもすごい大切な曲なんで、ガツン!とやってもらって」と声をかけられ、GACHI SEAの面々の緊張は一気に高まる。
山内さんがデーモン閣下のメークで楽屋にが登場するなどボケも織り交ぜつつ、出番直前まで練習し続けた4人。「俺たちの留守中を温めてくれた、GACHI SEAのメンバー!」とRYUICHIさんに呼び込まれ、ついにGACHI SEAが武道館のステージに立った。
「2カ月間頑張ってきたんで、LUNA SEAさんも皆さんも見てください!」という山内さんの挨拶で演奏はスタート。SUGIZOさんに至近距離から見守られていた濱家さんがギターソロを見事に演奏しきるなど、「TRUE BLUE」披露は無事成功し、会場は温かな拍手に包まれた。
後ろでドラムを叩いていた真矢さんは「今日はGACHI SEAというよりガチガチSEAだったよね」と緊張していたメンバーをイジりつつも「2カ月ですごいよ、本当に!」と賛辞を送っていた。
「またいつか対バンしよう!!」
見事なパフォーマンスを見せたGACHI SEAだったが、演奏終了後、山内さんから「我々GACHI SEAは、本日をもって...活動休止とさせていただきます!」と発表が。
理由について、山内さんが
「LUNA SEAさんが活動休止されてる間に、我々頑張って、何とか力になれればということで活動させていただいてましたので、もうLUNA SEAさんが復活されましたので、我々の役目は終わったということで、本日をもって活動休止とさせていただきます」
と説明する中、ステージを見守るみちおさんの目には涙が浮かんでいた。
RYUICHIさんの「もうちょっと聞きたいよなぁ」という提案で、何とLUNA SEAとGACHI SEAが「ROSIER」をコラボ演奏。ファンは拳を突き上げ、2組のステージを盛り上げていた。
ツイッターなどでは、
「LUNA SEAとGACHI SEAのコラボ最高だった!みんな楽しそうで良かった!」
「めっちゃ良かった!不覚にも泣きそうになったよー」
「LUNA SEAの留守を守ってくれてありがとう」
と、GACHI SEAへの称賛の声が相次いだ。
放送終了後、LUNA SEAとGACHI SEAメンバーは、SNSで
「GACHI SEA本当にありがとう!心から感謝!」(SUGIZOさん)
「またいつか対バンしよう!!GACHI SEAのみんな、ありがとう!!!!」(Jさん)
「ぬのらん、J、はまぞー、ファン ありがとうーーー 一生の記念です」(山内さん)
「経験したことのない魂の震え方でした」(濱家さん)
「LUNA SEAさんとのGACHI SEAでのコラボ最高悶絶!」(布川さん)
「身体がぷるぷる ぷるぷる TRUE BLUE」(高木さん)
などと、各々に思いの丈を投稿している。
(TT)