最大瞬間風速は「建物が崩壊するような暴風」 天達武史、台風11号へ警戒呼びかけ

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   31日(2022年8月)の「めざまし8」は台風11号の情報を伝えた。気象予報士の天達武史は「最大瞬間風速が75メートル。この予想は過去の長い歴史の中でも日本では5回しかないような猛烈な風です。建物が崩壊するような暴風です」と注意を呼びかけた。

   午前8時半時点で沖縄の南大東島に最接近している台風11号は、この後やや南側に進路を変えてさらに発達し、かくっと北よりに曲がる可能性が高くなっているという。

  • 風雨に警戒を
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「迷走する可能性」も

   天達「予報円が日曜日(9月4日)にかけてかなり大きくなっているので、日本列島近くにくるのか、中国大陸近くにくるのか。風の流れが弱くなってきていることもあり、迷走する可能性が出てきています。少なくとも停滞する場所によっては、この後沖縄本島や宮古島周辺は4~5日に猛烈な風が吹いたり、大雨が続く可能性もあります」

   MCの谷原章介「沖縄を舐めるようにずっと停滞している。沖縄の皆さん心配ですね」

   天達「本当ですね。台風に慣れている沖縄とはいえ、かなり長い期間になる可能性があります」

   天達は、「さらに1つ心配なことがある」と言い、台風11号の南側にある大きくまとまった雲を指した。「実はこの雲も発達してきまして、台風12号になる可能性が出てきました。(台風11号と)これだけ近くにありますと、お互いを意識するような形で近づいたり遠ざかったり。(台風11号の)動きをかなり複雑にしてしまう可能性が出てきました」

   谷原「より読めなくなってしまう」

   天達「来週前半に九州前半に接近するか、はたまた南の海上を通過してさらに迷走していくか。進路がまだ定まっていないということを注意していただいて、影響があることを前提に最新情報をしっかり集めて下さい」

   天達によると、台風11号はさらに離れた地域にも影響している。

「台風周辺の湿った空気が本州付近に入り始めています。この影響で点々と東海地方などには活発な雨雲がかかり始めている状況。局地的な、いわゆるゲリラ豪雨に注意が必要です。さらに、北側の秋雨前線も活発になっていきそうです。北海道と東北地方は午後、暗い時間帯になりますと大雨になる可能性になります。早めに避難場所などチェックしてください」

(ピノコ)

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