盗撮男のあきれた「言い訳」 鉄警隊に「モーニングショー」密着

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   新型コロナの行動制限が解除され、電車を利用する人の数がコロナ前に戻りつつあるなかで、盗撮や痴漢の被害も増えているという。きょう31日(2022年8月)の「モーニングショー」は、神奈川県警鉄道警察隊に密着した取り締まりの一部始終を伝えた。

   番組が取材した日、ある駅で電車に乗ろうとしていた女子高生とその後ろにいた男に、捜査員が目をつけた。

  • 電車内で「周囲」ができること
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羽鳥慎一「被害者の精神的な傷が大きい犯罪です」

   「JK(女子高生)、たぶんやる。乗る直前に(カバン)向ける」と捜査員がつぶやいた通り、男はカバンからペン型カメラを取り出した。その瞬間、そばに寄った捜査員が「警察。なんで声かけられたか分かる?」と男の体に手をかけると、男は即座に「あっ...撮影していました...」と認めたのだが、「予行演習、練習といいますか。経験を積んでからという...まあ勇気がなかったというか...」という説明には、さすがの捜査員も「経験を積んでから?」とあきれていた。

   ホームで警戒していた捜査員が見つけたのは、到着した電車に女性が乗り込んだ瞬間、車内で体の向きを変えた男だ。捜査員はすぐにその電車に乗り込み、男の横に立った。すし詰め状態の車内で、男がキョロキョロしながら女性の体を触った直後、捜査員は「わかってるな」と声をかけた。男は「な、なに?なにもしてないですよ」と動揺し、降りて話を聞くと、「電車が揺れた時に当たっちゃったことはあったかも」と抗弁していたのだが、そのうち「1回捕まったので、しないって嫁にも(伝えた)...」と告白。神奈川県迷惑行為防止条例違反での現行犯逮捕を告げられると「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってください。弁護士さんを呼んでください。マジで?これはニュースになるんですか」と狼狽していた。

   同鉄道警察隊管内だけでも、昨2021年は31件だった痴漢の検挙数が今年は半年間ですでに36件。全国では盗撮の検挙数がこの10年間で約2.6倍にも増えている。「5年以内の再犯率は、盗撮が36.4%、痴漢が44.7%となっています」と森山みなみアナウンサーが伝えた。

   MCの羽鳥慎一「被害者の精神的な傷が大きい犯罪です」

   浜田敬子(ジャーナリスト)「不審な動きをしている人に対し、周囲が『何してるの?』と声をかけることも、犯罪の未然防止につながります」

   安部敏樹(「リディラバ」代表)「痴漢や盗撮は繰り返す。ダメだと言っても治らないので、刑務所に入った後、本人がやらなくなるまで治療するということが大事です」

(キャンディ)

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