熟年離婚の割合増加と「男の鈍感」 玉川徹指摘の「よくあるパターン」

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   「熟年離婚」が離婚夫婦の21.5%と、過去最高の割合になった。若い夫婦でも、コロナ禍で夫婦の時間が増えたことで「離婚前倒し」が増えた。30日(2022年8月)の「モーニングショー」が、最近の離婚事情を特集した。

   結婚28年で離婚した60代男性は、「きっかけは早期退職。いったん歯車が狂うと、何もかもイヤになってウンザリ」「妻は、ごはんもおかずも野菜もなんでも冷蔵庫に入れ、味が落ちる、とケンカになった」。結婚30年で去年離婚した50代女性は、「おととし、私一人で在宅介護していた義母が他界、緊張の糸がプツリと切れた。その瞬間、自由でいたいと離婚を決意した」

  • 離婚をめぐる最新動向は…
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羽鳥慎一「時代とおカネですか」

   離婚件数は2020年で19万3253組と、02年をピークに減少傾向にあるが、20年以上同居した「熟年離婚」が21.5%と、割合が過去最高となった。夫婦問題研究家の岡野あつこさんは、「今まで夫婦は一生添いとげるもの、という考えがあったが、今の時代は、我慢することはない、長生きだからもっと後悔することのない人生を、という人が増えた」。

   なぜ「熟年離婚」が増えていると思うか?

   40代女性は「子供が成人して役目が終わったから。自分も下の子が18歳になったので離婚する予定」。50代女性は、「女性も自立して、経済的にやっていける人が増えて、我慢するより自由に暮らしたいと思う人が増えた。自分も長年一緒にいると、いやだなと思うことが目について、離婚を考えることも」。70代女性は、「コロナ禍もあり一緒にいる時間が長くなると、今まで気にならなかったことが気になってしまう」

   MCの羽鳥慎一「わかりますか?菊間さん」

   コメンテーターの菊間千乃・弁護士「(笑いながら)分かりますか、って言われたって。まだ、熟年まで結婚生活長くないから。面と向かって過ごす時間が増えると、不安も大きくなる。ただそこで、離婚に向かう人と、そうでない人の違いってなんだろうな」

   羽鳥「時代とおカネですか」

   コメンテーターの玉川徹は「あくまで私の身近な光景ですが。離婚に限らず長い間つきあった男女が別れる、よく聞くパターンは。女性から切り出す場合、いきなり言われる。男の方は全然知らなかった。女性の不満をわかっていなかった。でも女性の方はずっと積もり積もって爆発した。男の側から言うと『だったら、早く言ってよ』思うみたい。だけど女性の方から言えば、サインはずっと出していた、貴方が気づかなかっただけ」。

   羽鳥「いろんなケースをこれから紹介しますが。まとめると、今ので、終わりです」

(栄)

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