「幼いお子さんをお持ちの親御さんは、ちょっとぞっとするような映像かもしれません。6歳の女の子が男に誘拐されそうになる瞬間です」と倉田大誠キャスター。30日(2022年8月)の「めざまし8」は、米・オハイオ州の住宅前に設置された防犯カメラの映像を紹介した。
23日、ゴミを捨てるため、自宅前の道路に1人でいたケネディちゃん(6)。そこに近づいてきた男が、ケネディちゃんの体を触ろうとするような動きを見せる。ケネディちゃんが嫌がるように身をよじり男を遠ざけようとすると、男は諦めたかのように離れるそぶりを見せるが、次の瞬間、踵を返しケネディちゃんの方に向き直るとそのまま腕をつかんで引っ張っていこうとする。ケネディちゃんが大声を上げて腕を振りほどくと、男は何事もなかったかのようにその場を立ち去った。
両親が逃げた男を追跡、駆け付けた警察官が逮捕
この後、ケネディちゃんの両親が逃げた男を追跡。駆け付けた警察官が誘拐未遂などの疑いで33歳の男を逮捕したという。
番組はケネディちゃんとその両親をビデオ取材。母親は「ごみ箱は玄関のドアから3メートル離れていない場所にありました。数分後、娘は悲鳴を上げて家の中に駆け込んできたんです」と説明。
ケネディちゃんの悲鳴は家の中にいた両親も驚くほどの大きさだったという。母親は「私たちは、知らない人から危険な目に遭うことがあると常々伝えてきました何かされたら大声で叫ぶ、噛みつく、蹴っ飛ばす。何でもして自分を守ることを教えています」と話した。
また、ケネディちゃんは「今回は逃げることができたけど、とても怖かったです」と話していた。
映像を見たMCの谷原章介が「子を持つ親として、他人事じゃない」と顔をしかめると、永島優美アナは「6歳の女の子があれだけ声を出せたのは本当にすごいこと。自分だったら出せなかったと思う」とコメントした。
三浦瑠麗(国際政治学者)「今回は偶然犯人も捕まって未遂に終わりましたが、英語の記事によると余罪として性的暴行がたくさんあるということです。そういったケースではさらわれてしまったら生きて帰ってこれないことも多々ある。『本当に危険なんだよ』っていうことをしっかり、改めて伝えたい」
尾木直樹(尾木ママ:教育評論家)「トレーニングをするということが大事。自己防衛力を身に付けることが決め手だと思います」
(ピノコ)