「詳細が明らかになってきました」ときょう26日（2022年８月）の「モーニングショー」でMCの羽鳥慎一が切り出したのは、安倍晋三・元首相の国葬に関するニュースだ。来月27日に行われる国葬の費用約2.5億円について、政府はきょうにも閣議決定する方針だ。
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9月27日に安倍元首相の国葬が営まれる
成田悠輔氏「是非で議論しすぎじゃないかと」
国葬は午後2時から東京・日本武道館で行われ、所要時間は１時間半程度で調整されている。国葬には米オバマ元大統領や仏マクロン大統領ら最大で6400人が参列の見込み。費用は、武道館の借り上げや場内の装飾、民間のガードマンなど2億5000万円で、全額国費で負担する。「政府関係者によりますと、反対の世論なども考慮し、簡素な形式とする見通しです」と森山みなみアナウンサーが伝えた。
国葬に際し、政府は国民に弔意を求めないとしているが、先月行われた安倍元首相の葬儀では、東京都教育委員会が都立学校に半旗の掲揚を求めるメールを送信していた。政府内には「国葬当日に弔旗掲揚や黙とうなど一律に弔意を求めることは難しい」との見方もある。
成田悠輔（米イェール大学助教授）「僕はちょっと是非で議論しすぎじゃないかと思います。海外の要人を呼びやすくするといったメリットを考えると、弱く賛成というのが個人的な意見。もし費用がかかることが問題なら、寄付やクラウドファンディングで集めればいいと思います」
吉富愛望アビガイル（多摩大学細胞農業研究会事務局兼広報委員長）「今回は警備に不備があったということで、国にも責任がある分、国が費用を負担するべきだと思います。ただ、私が（安倍元）首相だったら、自分の葬儀よりも今後の議員の警備に予算を積んでほしいと思うかもしれません」
玉川徹（テレビ朝日社員）「結局、これは自民党のため、現政権のための国葬ではないかと思えてしまう。そういうことのために国葬というものを使われること自体が、僕はいいとは思えません」
（キャンディ）