名前を思い出そうとしても言葉が浮かばないアレアレ症候群。「よくあります」(杉山真也アナウンサー)という人は多い。それが年齢のせいではなく、スマホが原因かもしれないと、25日(2022年8月)の「THE TIME,」が取り上げた。その名もスマホ脳疲労。
スマホ脳を研究する奥村歩医師によると、スマホからの膨大な情報を処理しきれずに脳の認知機能が低下してしまう現象。若者や子供にもふえているそうだ。
「ずっとスマホをいじっているので...」
MRIを使って200人の脳発達を3年間調べた調査では、スマホやタブレットの使用時間が長い子は学力が伸びにくいという結果が出た。ほかには、1日5時間スマホを使う人は肥満リスクが43%上昇する、寝る前1時間スマホを見ると寝つきの悪さが1.48倍といった海外の研究もある。
視聴者からは「ずっとスマホをいじっているので自分もスマホ脳過労な気がする」「影響があるといわれてもやめられない」の声が「THE TIME,」にとどいた。「同感」(杉山アナウンサー)
江藤愛アナウンサー「では、セルフチェックの方法をお教えします」
情報に乗り遅れるのが怖い、最近漢字が書けなくなった、覚えておくために何でも撮影、会話や約束を忘れてあわてる、布団の中でもスマホ操作、着信音が空耳で聞こえる、の6項目だ。2つ以上当てはまったらスマホ脳疲労の可能性があるという。
対策のポイントは「4つのやめる」だとか。
朝起きてすぐスマホ、何でもスマホ検索、食事・トイレ・風呂でスマホ、家族や友人との会話中にスマホ。
杉山「いま全部やっています」
江藤「一つずつやめましょうね」
(あっちゃん)