夏の高校野球は宮城代表の仙台育英が優勝、東北勢としては初ということで、「優勝旗の白河の関越え」と地元・仙台は大騒ぎだ。けさ24日(2022年8月)の「スッキリ」は、「関越え」の瞬間の映像を交えて、「白河の関」が観光人気になっている様子も伝えた。
ヘリ飛ばし、選手ら乗った新幹線を追跡するメディアも
仙台育英の選手たちはきのう午後の東北新幹線で仙台に向かい、午後2時17分に栃木と福島の県境を通過。その時の車内の様子を応援団長がスマホで撮っていて、佐藤悠斗主将は「いま、白河の関を越えました」と誇らしげに語っている。
ミヤギテレビはヘリコプターまで出し、上空から選手たちが乗った新幹線を追いかけて、「たったいま深紅の大優勝旗が念願の白河の関を越えました!」と絶叫。宮崎哲弥(評論家)は「白河の関を越えるというだけでこんなに盛り上がるんだね」と目を丸くする。
白河の関跡には碑があって、隣接する白河神社にはにわかに参拝客が増えている。普段は数十人程度だが、きのうは数百人が訪れたという。この白河神社は1997年から、東北6県の甲子園代表校に「通行手形」をおくっているのだが、今後は一般客にも販売することにした。
司会の加藤浩次は「ちょっと商売っ気を出してきたね」と笑う。今週末あたりは観光客が押し掛けそうだ。
(カズキ)