主演映画「ブレット・トレイン」(2022年9月1日公開)のプロモーションのため3年ぶりに来日した米国人俳優のブラッド・ピットさんが、デヴィッド・リーチ監督らと共に高野山東京別院で行われた厄除けイベントに出席した。8月23日の「めざましテレビ」(フジテレビ系)が伝えた。
同作は、東京から京都に向かう超高速列車を舞台に、不運な殺し屋が次から次へと乗車してくる殺し屋たちに命を狙われるミステリーアクション。
「どこのコーヒー屋さんなのかね」
映画のヒットを祈願して、人生初の厄除けを体験したブラピは「お寺が本当に美しく、お坊さんの皆さんも素敵で、ちょっと涙目になってしまいました。本当に感動しました。絶対に忘れられない経験です」と感極まっていた。
「めざましテレビ」の軽部真一キャスターは、共演のアーロン・テイラー=ジョンソンさん、リーチ監督にインタビュー。
軽部キャスターが3年前の来日時にブラピが「京都に行ってみたい」と話していたことに触れると、ブラピは「行ったよ!実はその1カ月後くらいにこっそり来日して、1週間くらい京都にいたんです。新幹線に乗って東京から京都に行きました。最高で素晴らしい体験でした」と目を輝かせた。
軽部キャスターが「この映画(『ブレット・トレイン』)の調査・下見のため?」と聞くと、笑いながら首を振ったブラピ。「違います。純粋に楽しむためです。だからその1年後にこの映画の脚本が届いて運命のように感じました」と話していた。
「ここにだけは絶対に行った方が良いという場所は?」との質問には「(京都では)多くの庭園・神社・お寺のリストを作りました。1つには絞れない。『哲学の道』を歩いた時は雨が降っていて本当に特別な時間でした。京都に行くと時間の流れがゆっくりで平穏で穏やかな気持ちになれます。そのペースに慣れるまで1日かかるんです。特にアメリカ人はせっかちだから」と熱く語った。
軽部キャスターが「僕よりブラッド・ピッドさんの方が京都に詳しい」と言うと、ブラピは「僕のリストを渡しますよ」と冗談めかして返していた。
井上清華アナ「本当に詳しすぎて、京都愛が伝わってきました」
軽部キャスター「さらにブラピは、京都で人生で1番おいしいコーヒーを飲んだってことまで教えてくれました。どこのコーヒー屋さんなのかね」
(ピノコ)