IT大手のAppleが、「iPhone(アイフォーン)」などの基本ソフトに脆弱性が見つかったと、発表した。きょう22日(2022年8月)の「THE TIME,」が伝えた。アイフォーンの6S以降のモデルや、タブレット端末「iPad」の第5世代以降、「iPad Pro」の全モデルなどで使われている基本ソフトで見つかったという。
これについて現地メディアでは「悪意を持って配布されたウェブコンテンツを介して、ハッカーらが端末に侵入する可能性がある」と指摘。米国のサイバーセキュリティ当局も、ハッカーらが脆弱性を悪用して端末を乗っ取る恐れがあると訴えている。
「一緒にやっていきましょう」番組で更新手順を実演
ITジャーナリストの三上洋氏は「9月のアップデート前に"緊急"として(発表が)行われました。これはかなり異例のことと言っていい。パソコンやスマートフォンの弱点である脆弱性にはいくつかのレベルがありますが、今回は乗っ取られるかもしれないという、かなり深刻な脆弱性に当たります」とコメント。
アップルでは基本ソフトを更新し、最新の状態にするように呼び掛けている。
宇賀神メグアナは「乗っ取られる恐れがあるということで、アップデートがまだの方のために一緒にやっていきましょう」として、アップデートの方法を実演。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」とタップしていくと、最新のOSが出てくるので「ダウンロード」すればアップデートできる。
宇賀神アナに「安住さんはもうアップデート終えましたか?」と問われた安住アナは、「私は今朝、Wi-?iが繋げなかったのですが、モバイル通信でもできるということなのでやってみました。するとダウンロードに3分かかると表示され、残り2分、1分......と進んでいって、残り2秒という表示のときにフリーズしてしまいました」と苦笑い。
宇賀神アナが「やっぱりWi-?i環境でやったほうがいいので、ご自宅でやってみてください」とアドバイスすると、安住は「残り2秒で止まりました」と再び自身の失敗をアピールしていた。
(バルバス)