「陽性で飛行機」がTHE TIME,19日（2022年8月）「ニュース関心度ランキング」の1位だった。新型コロナウイルスの全国感染者数が25万人を超えて過去最多を更新した関係だ。
北海道や九州といった帰省や旅行先で増えたのが特徴で、司会の香川照之も「それはありますね」とうなずいたのだが、「旅先で発症したにもかかわらず、飛行機で帰ってしまっている人がいる」（江藤愛アナウンサー）という。これでは、感染者が減るわけがない。
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旅先で感染する人も増えている
発熱しても解熱剤飲んで飛行機に
沖縄県へのお盆期間中の旅客数は38万人、去年の2倍。石垣島の宿泊療養施設は80％が県外の人だ。1日に100人前後をPCR検査する「かりゆし病院」にも毎日、観光客が訪れる。ところが、検査結果を待たずに地元へ帰っていたということがあるという。連絡がとれたときはすでに帰宅後だ。それも何人もだそうだ。
境田康二院長は「発熱していても解熱剤を飲んで37度5分以下にして飛行機に乗る陽性の方が、感染拡大の原因になっている」と指摘する。
きのう東京都の新規感染確認者数は2万7453人、10日連続の2万人超えだった。小池百合子知事は「ここでいま一度、気を引き締める必要があります」と強調するが、「陽性で飛行機」とは、ちょっとマナー違反だろう。
（あっちゃん）