日本テレビで、1991年にスタートして、1990年代に絶大な人気を誇った伝説の深夜番組「DAISUKI!」をご存じでしょうか。この番組がBS日テレの「旅する水曜日」枠で、8月3日午後9時から2時間の「DAISUKI!2022夏」として、22年ぶりに復活したのを見ました。
中山秀征(55歳)、松本明子(56歳)、飯島直子(54歳)のレギュラー出演者が、揃って向かった先は、富士河口湖。今回のテーマは、買い物・アクティビティ・川釣り・最新キャンプです。「DAISUKI!」時代のサプライズゲストも登場し、恒例の、CMに入る前の「大好き!」というアイキャッチも復活し、藤田ニコルらが出演しました。
今回のスポンサーの1社ソニー損保もCMで連携し、CMの中で女の子が「大好き!」と言っていました。
この番組の良さは、1990年代の時もそうでしたが、「ゆるさ」と「真剣さ」が共存しているところです。今回も、富士河口湖の旅の駅での買い物や、最新キャンプ場では、「ゆるーく」しかも的確に情報を提供してくれました。
50代になった中山秀征、松本明子、飯島直子の命綱をつけたチャレンジに感動
アクティビティでは、空中アスレチック(高さ14m)に挑戦しましたが、高さ14mの空中に作られたさまざまなコースに、命綱をつけて、チャレンジしました。中山・松本・飯島の3人とも、50代というハンデを乗り越えて、真剣に何とか成功しました。
このコーナーに、サプライズで登場した川合俊一さん(日本バレーボール協会会長、59歳)は、高所恐怖症で、しかも最近はバラエティー番組への出演を断っているというのに、「DAISUKI!」だけは、断りきれずに出演したそうです。最後にチャレンジした川合さんは、本当に怖そうでしたが、最後まで真剣に、これも何とか到達しました。4人のチャレンジに、ある種の感動を覚えました。
川釣りのコーナーでは、サプライズゲストに、見栄晴(55歳)が登場し、4人が毛針でニジマス・ヤマメ・イワナ等に真剣にチャレンジしましたが、惜しくも制限時間内には1匹も釣れませんでした。
22年ぶりに復活した「DAISUKI!」を見て、懐かしさとともに、新たな50代の「ゆるさ」と「真剣さ」が共存する番組の面白さを感じました。