海洋散骨など新しい「弔いの形」 カズレーザーは「(遺灰加工し)人工ダイヤにしてほしい」

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   倉田大誠アナが「お盆を迎え、故郷で先祖のお墓参りをする方も多いと思います。しかし、コロナ禍もあり『墓離れ』する人が増え、不要になった墓石がずらりと並んだ場所もあるんです」と言い、取材映像に切り替わった。

  • 「弔いの形」はさまざま(写真はイメージ)
    「弔いの形」はさまざま(写真はイメージ)
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「墓じまい」の傾向とは

   映っていたのは山の斜面にずらりと並ぶ墓石。場所は愛知・豊田市の妙楽寺。この寺では撤去され、行き場を失った墓石を供養している「墓石の墓場」がある。およそ300メートルにわたるひな壇に墓石がきれいに並べられている。その数は2万基を超えるという。住職は「お預かりするところがなくなった墓を、この寺でお預かりし始めて40年。その結果、これだけのものが並ぶことになりました。当初は毎年数個ずつだったが、『墓じまい』と言われるようになったこの15年は年間400個くらいずつ増えてきている」と話す。

   全国石製品協同組合に調査によると、去年1年間でお墓参りに行ったひとは64.5%、行っていない人は35.5%。行けなかった理由では、コロナ禍であることと遠いというものが多かった。墓じまいは2007年に7万3000件だったが、19年には12万4000件に増えているという調査もある。

   お墓・葬儀コンサルタントの吉川美津子さんは「古い墓地の中には墓じまいすらもできず、無縁仏になってしまっているものも多い」と言う。

   司会の谷原章介は「「お墓のあり方を考えさせられる。僕は近くにお墓があるが、1年行けてないです。行かなきゃとは思うのですが、家族の都合が揃わないなどの理由で足が向かない」と言う。

   お笑い芸人のカズレーザーは「久しく行ってない。行く気がないわけじゃなく、こうしてお盆にも仕事をさせてもらい事が多いという面もある。でも行ったら行ったで、やることがないという面もある」と話す。

   吉川さんは「墓じまいは特に地方部で増えている印象がある」と言い、墓じまいする理由として、継承者がいない、墓が遠い、維持費が高いなどが多いと説明した。

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