映画「パラサイト」舞台も直撃 韓国の大雨被害を「スッキリ」現地報告

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   東北・北海道の豪雨は韓国にも100年ぶりという大雨を降らせ、アカデミー映画「パラサイト 半地下の家族」の舞台となったビルなどの半地下生活が直撃された。けさ10日(2022年8月)の「スッキリ」はソウルの現場から報告した。

  • 大雨への警戒を
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子供を含む3人が死亡

   ソウルに滞在している日本人は、「地下鉄駅では雨漏りで屋根が崩落したほどでした。道路はただ水が溜まっているだけじゃなくて、流れていて本当に川を渡っているような感じでした」と話す。ガードレールにつかまってやっと渡ったという。

   その濁流が道路より低いところにある『半地下』の住居に流れ込んだ。住民は「一気に流れ込んでしまうので、ドアを開けられなくなった」と話す。映像を見ると、大量の水が溜まって、ほとんど貯水槽かプールのような状態である。半地下では子供を含む3人が死亡した。尹錫悦大統領も被害を見て回ったという。

   青森・深浦では24時間に325ミリの降雨があり、これは8月の1カ月分の平均降雨量の2倍だ。この豪雨、いつまで続くのだろう。前線が朝鮮半島から津軽海峡、さらに北海道・宗谷あたりまで伸びていて、これがほとんど動かないのだ。気象予報士の松並健治が解説した。

「梅雨の終わりのころと思ってください。前線はあす、あさっても停滞したままです。そのため、来週前半まで、あと1週間はこの雨が続くと思ってください」

ちょうど旧盆と重なる。東北・北海道方面に帰省する人も多いだろう。高速道路は今夜から渋滞が始まるという予想だ。くれぐれも無理せず、ご注意を。

(カズキ)

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