東北や北陸地方をおとといからきのうにかけて襲った大雨。「甚大な被害が出ています」と5日（2022年8月）、司会の香川照之が各地の状態を伝えた。石川県を流れる梯川では、濁流に車ごと流された女性が「THE TIME,」の取材に恐怖を語った。
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大雨への警戒が呼びかけられている
走行中、急な大雨で...
この女性は川沿いを車で走行中、急な大雨で運転不能の車ごと2キロ、約20分間間押し流された。「パッと見たら周りが水だらけで、本当に恐怖を感じました」という。窓一面が水に覆われたときもあったが、水かさが浅い所で消防隊に救助された。「こんなところで死んでられないと思いましたね。よかったです」と振り返った。
石川県白山市では24時間降水量が観測史上1位、福井県では九頭竜川が増水、福井市内にも水があふれた。新潟県の下越地方には、おとといからきのうにかけ、記録的短時間大雨情報が16回発表された。これは一つの雨で県単位の発表数として最多とみられる。
大雨は列島の広い範囲に降り、東京でもきのう夕、23区の一部に大雨・洪水警報が出た。横浜では、JR港南台駅が激しい雨漏りからホーム水浸し、一部地域でマンホールのふたから水が噴き出した。
香川「まだ濁流が流れているところもあります。心配です」
きょうも北陸から九州にかけての広い範囲で激しい雨も可能性がある。気象予報士の増田雅昭は「東北、北陸で雨雲が発達。新潟、福島、山形では土中の水分が増えています。天気急変に要注意です」と警戒をよびかけた。
（あっちゃん）