玉川徹 規制なし帰省・旅行に「医療現場でどういう結果になるか」

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   新型コロナ第7波のなか、まもなくお盆休みを迎える。帰省や旅行はどうなるのか、きょう4日(2022年8月)の「モーニングショー」が伝えた。

   MCの羽鳥慎一は「今年の夏に帰省・旅行をするか」という質問に対する調査結果を紹介した。「はい」は25%、「いいえ」が75%で、「意外と少ないなと思いました」。

  • 夏休みの帰省、どうする?
    夏休みの帰省、どうする?
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「高齢者と接する場合は事前の検査を」

   実家が沖縄という50代の女性は「抗原検査で陰性なら帰省する。ただ、夫と娘は同行しないことにした」、実家が愛知という40代の女性は「親が『行動制限もないんだから会いに来てほしい』と言っているので帰省する」と話していた。一方、実家が新潟という20代の男性は「県外ナンバーの車が停まっていると、近所からあまり良い顔をされないので遠慮してほしいと親から連絡がきた」といい、今回は帰省をあきらめたという。

   松野博一官房長官は、お盆の帰省について「高齢者と接する場合は事前の検査を受けてもらうことや、感染リスクの高い行動を控えてもらうことを呼びかけたい」としている。あす5日からは、全国117カ所の駅や空港などに無料検査拠点が設置される。

   新幹線の予約状況は前年比3倍、高速道路の渋滞予測は、下りが11日、上りが14日に中央道や東名高速で45~50キロとなっている。

   玉川徹(テレビ朝日社員)「医療現場はすでに破綻している。まだ第7波のピークを迎えていないなかで、行動制限をかけずに帰省や旅行をしていいということが、医療現場でどういう結果になるか、未知数です」

   二木芳人(昭和大学客員教授)「もちろんいいように作用するとは思えない。ピークを迎えた後、ちょうどお盆のころ、医療への負担が増すかもしれません」

   先週、手の手術のために入院した羽鳥は「私が入院した病院は、ベッドは空いているのに医師や看護師が感染や濃厚接触で来られない状態でした。『第7波で初めて医療逼迫を感じた』と言っていました。帰省や旅行は個人の判断ですが、帰省先で高齢の方を感染させないなど、十分に気を付けていただきたいですね」

(キャンディ)

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