「巨額の投資トラブルが報じられているお笑いコンビTKOの木本武宏さん。きのう(2022年8月1日)、声明文を発表しました」とMCの谷原章介。2日の「めざましテレビ」は声明文と週刊誌報道などを紹介しつつこの一件を整理した。
「お詫び」と題した声明文の中で木本さんは、「今回の騒動はFX投資と不動産投資です。仮想通貨関連投資は一切ございません」「現在資金を預けたA(FX)、B(不動産)とは代理人弁護士を通じて返金交渉を行っております」「Aに関しては到底納得のいくものではなく、強く交渉し刑事告訴を視野に動いております」などと説明した。
谷原章介「同時進行ではなく...」
木本さんはなぜ知り合いや仲間を巻き込んでしまったのか?芸能記者の中西正男さんは「大口のアルバイトの口を取って来て、後輩たちに『もしよかったらこういうところへ行ったらちょっとでも足しになるんちゃうか』という流れの度を超したバージョンが今回のことやっていうのは色んな芸人さんから聞いたり、僕もそう思っています」と話す。
また相方の木下隆行さんも動画で「『ほんまにええもんやと思ったから、ほんまにみんなでもうかると思ったから勧めてしまった』と。別に擁護するわけじゃないですけど、木本って本当におせっかいです」と説明している。
木本さん自身は罪に問われるのだろうか?若狭勝弁護士によると、A氏B氏に運用・投資の実態がないことを知りながら金を出させた場合は「詐欺罪」、A氏B氏が無登録で投資事業を行っていると知っていた場合は「金融商品取引法違反」、出資者に対して「元本保証」をうたっていた場合は「出資法違反」に問われる可能性があるということだ。
谷原「分かっていないことが多すぎて僕も何も言えることがないんですが、AとBが同時進行ではなく、Aの損失の補てんするためにBの不動産の話に乗ったと。自分が投資するだけでなく人を巻き込んだ可能性がある。どう思います?」
武井壮(タレント)「『得することもあるけど損もするかも』ということだったら木本さんが声を掛けて人を集めたとしても、それぞれの責任。ただ『得するよ』みたいなことだけを話していたらちょっと話は変わってくるのかな」
デービッド・アトキンソン(実業家)はこのトラブルについて「よくあるパターン」とした上で、「10%以上の利益が出ると言っている時点で金融マンとしてアウト。それを期待する時点で金融の知識がないということ。あり得ないんです」とコメントした。
(ピノコ)