コロナ第7波 森圭介アナ「家庭内での感染対策、難しいと感じました」

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   第7波が猛威を振るう新型コロナ問題で、自分が陽性になったり濃厚接触者になったりしたときはどうすればいいのか。今日1日(2022年8月)の「スッキリ」では、日本感染症学会指導医の水野泰孝医師がズバリ回答した。

  • いざとなったときのシミュレーションも大切
    いざとなったときのシミュレーションも大切
  • いざとなったときのシミュレーションも大切

身体に異変が起きたときには?

   新型コロナで知りたいことについて、番組が街頭インタビューしたところ「もしなってしまった時にどうするか」「かかった期間をどういうふうに過ごして良いのか」などの声が多く聞かれた。

   まず、身体に異変が起きたときにはどうすればいいのか。水野医師は「最近の傾向ですと、いきなり高い熱が出る。まずご自身で熱を測っていただくことが大事」という。相談先はかかりつけ医や各都道府県の発熱相談センターだが、相談センターに電話がつながりにくいときに活用できるのは医療機関のマップ。「発熱外来、検査・診療が可能な医療機関のマップがあります。これは東京都の福祉保健局のものですが、各自治体でもこういう取り組みはされていると思う」

   水野医師「ちょっと調子が悪いとかで病院に来られてしまいますと本当に高い熱の方が後回しになってしまう。熱が37.5度以上の方に限って来ていただくとありがたい」

   家族が陽性になったときはどうすればいいのか。

   「家族との隔離とかあるが、一人は接しなきゃいけない。(ウチは一戸建てで)トイレは2個あるが、お風呂は1個しかない。どうしたらいいのか」(大学生)

   水野医師「陽性の方は最後に入っていただく。最後は普通にあらってもらえばいい」

   ただ、注意しなければいけないのが体を拭くタオル。「4人家族だったら、タオルリネンは、陽性の方だけ別にするんじゃなく4枚用意して、一人ずつ別々にしたほうがいい」(水野医師)

濃厚接触者になったら...

   水野医師は、子どもとは2メートルの距離をとって会話、近づく必要があるときは対面にならないよう後ろから話しかけるなどしているという。

   街頭インタビューでは「自分が濃厚接触者になったらどうするか」という疑問も聞かれたが、水野医師によると濃厚接触者は陽性者ではないので、陽性として対応する必要はない。手洗い、消毒、距離をとっての会話などの感染対策で家族と暮らしても問題ないという。その一方で「熱があってわからない場合は陽性者として対応したほうがいい」(水野医師)

   森圭介アナウンサー「家庭内での感染対策、難しいと感じました」 古坂大魔王(タレント)「ウチは4歳、1歳なので無理です。離れようといっても来ちゃうので。これは『したほうがいい』であって家庭によっては、できることとできないことがあると思います」

   杉山愛(元プロテニスプレイヤー)「私も子どもが1歳で、実際にどれくらいできるかというと難しいが、いざとなったときのシミュレーションを話し合ったりしています」

   森アナ「トイレに関してはどうですか」

   水野医師「ご家庭に複数のトイレがあれば陽性の方専用をつくればいい。一つしかない場合は、陽性の方が使われた後にご自身でアルコール消毒をする。さらに念を押すのであれば、次に使われる方も入る前にアルコール消毒をする。あとは用を足されたあとの手の消毒ですね」

(みっちゃん)

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