<今週のワイドショー> ケンタウロス、サル痘...どう対応すればよいのか

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   再び猛威を振るっている新型コロナですが、オミクロン株の新系統「ケンタウロス」が広がる気配を見せ始めています。コロナだけではなく、「サル痘」の国内初、2例目の患者も確認されました。次々と現れる新しいタイプのウィルスはどこまで脅威なのか、今週(2022年7月25日~)のワイドショーは、多くの局が解説に力を入れました。

   (J-CAST)ワイドショー通信簿で取り上げた「コロナ『ケンタウロス』 どこまで脅威か」(25日、フジテレビ系「めざまし8」)をみると、ケンタウロスは、「BA.2」系統から変異した75番目の亜種「BA.2.75」のこと。過去の変異株と比べあまりに異質で、「半人半獣」の「ケンタウロス」と表現された、とあります。

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感染経路は?

   米国の研究では今年6月にインドで初報告され、その感染力はBA.5の3.24倍。米国、英国、オーストラリア、韓国などで確認され、日本でも7月8日に神戸市で1人、同19日に大阪府で2人、同21日には東京都で2人の感染が確認された、とあります。ただ、研究はまだ十分ではないようです。

   また、天然痘に症状が似ている「サル痘」についても、各局が一斉に取り上げました。研究用のサルから初めて発見されたのが名前の由来だといいます。

   「国内初確認のサル痘 危機感持つべき? 玉川徹の見解は」(26日、テレビ朝日系「モーニングショー」)によると、サル痘は潜伏期間が通常7日~14日で、症状は発熱、頭痛、リンパ節の腫れが5日程度続き、そのあと発疹が出るそうです。

   感染経路は体液、血液との接触か、長時間飛沫にさらされることだそうで、WHO(世界保健機関)は緊急事態宣言しており、感染者は今年に入り75の国と地域で1万6000人を超え、5人が死亡している、とあります。

   コメンテーターの玉川徹さん(テレビ朝日)は「僕自身はいまのところ、それほど危機感を持たなくてもいいのかなと思っています。(略)50代以上の人は天然痘のワクチンを打っており、免疫があるといわれていますから」。

   また、「加藤浩次 サル痘国内初確認に『怖がる前に知識を得ることが大事』」(26日、日テレ系「スッキリ」)は、今回の世界の感染拡大では、感染者の98.8%が男性であり、多くが接触感染で、特に性的な交渉があった場合が多い、とあります。

   このデータについて、「サル痘国内初確認 安住紳一郎アナが扱いに『慎重』さ求めたデータ」(26日、TBS系「THE TIME,」)では、司会の安住紳一郎アナが「慎重に扱わなければいけないたぐいのものだと思います。(略)女性や子どもの患者もおり、病気と性的指向を結びつけるような偏見を持たないことも大切」とコメントしていました。

   人類の感染症との闘いは、切れ目なく続いていくのでしょうか。

(コムギ)

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