スマホが「熱中症に」! 10円玉が役に立つ?加藤浩次「覚えておくといいですね」

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   夏休み中の森圭介アナの代打で出演している山﨑誠アナが、スマホのバッテリーの写真を示し「ご覧の通り、バッテリーが膨張して画面パネルが浮き上がっています。暑さでバッテリーが膨張して、3倍の厚さになっています」と説明し、「こうした現象を『スマホ熱中症』と言い、スマートフォンが故障するトラブルがこの夏、相次いでいます」と、29日(2022年7月)の「スッキリ」で切り出した。

  • スマホ熱中症への対処法
    スマホ熱中症への対処法
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「バッテリーの膨張は夏が一番多い」

   スマホの修理を行っている秋葉原の店舗でも「熱中症」の疑いのあるスマホの持ち込みが増えているとして、「バッテリーの膨張は夏が一番多い。去年の1.5倍ぐらいの依頼数がありますね」と話す。

   「スマホ熱中症」はなぜ起こるのか。スマホジャーナリストの石川温氏は「今は夏で相当熱く、気温が30度を超えているので、結果としてスマホの熱が外に出ず、こもってしまい熱中症状態になってしまう」と言う。スマホが熱を持つと、内部のバッテリーが膨張し、充電容量が減少するなど性能が劣化することもある。膨張の度合いが大きいと、本体を破損する可能性も出てくるケースも珍しくないという。KDDIでは「ご自身の体調管理に加えて、スマホ熱中症にもお気をつけください」という呼びかけを行っている。

   石川氏は「機種にもよるが、45度が目安。触ってみて熱いと思ったら、しばらく冷ましておくことが大切。今の時期だとプールサイドとか海はかなり危険です」と言う。実際に砂浜の砂の温度を測ってみると61度だった。

   石川氏はさらに「車の中はかなり危険になる」とも言う。任天堂でも、ゲーム機を車に放置しないように呼び掛けている。車の中ではこの時期、エアコンを20度に設定してあっても、ダッシュボードの上は46度、運転席は47度になる。秋葉原の修理店では「GPS機能をオンにしたまま、バッテリーにつないで外に出るという状態が最悪です。スマホをカーナビ代わりに使っている人が、車内に放置してスマホ熱中症になるケースが多い」と話す。車内で使用するときは、エアコンの送風口に置くべきだという。

   ではスマホを冷ますにはどうしたらいいか。

電源を落として...

   ゲストコメンテーターとして初登場のアーティスト草野絵美は「『ポケモンGO』をやっていてスマホ熱中症になったことがある。位置情報を使うので熱くなりやすい。その時は電源を落とし、携帯用扇風機で冷まし、熱伝導率の良い10円玉を張り付けた」とコメントしたが、実はこれが大正解。冷蔵庫や保冷剤を使うのは適切ではないのだ。

   司会の加藤浩次が「10円玉ってどういうことですか?」と聞くと、山﨑アナは「石川さんによると、草野さんの言う通りで、10円玉は熱伝導率のいい銅でできているので、熱を吸収してくれるということです」と説明。

   フリーアナウンサーの近藤サトは「10円玉は気づかなかった」と驚き、読売新聞特別編集員の橋本五郎も「10円玉とは意外でした。番組でしゃべっていて熱くなってしまったら、10円玉使ってみるとか(笑)」と冗談を言う。加藤はこれに反応し「五郎さん、僕が熱くなってると思ったら、10円玉手渡してください」とギャグに乗っかった。橋本は「でも(加藤は)熱している時にいい場合もあるからね」とマジな返答。

   加藤は「この3つの対処法、覚えておくといいですね」と冷静にまとめた。

(バルバス)

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