秋葉原無差別殺傷、死刑執行 安住紳一郎アナ「あらためて他人に優しい社会でありたいと」

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   2008年6月8日の日曜日、歩行者天国でにぎわう東京・秋葉原に2トントラックで突っ込んで8人を跳ね飛ばし、さらに車から降りて大型ナイフで通行人を次々と襲って7人が死亡、10人が重軽傷を負った。この無差別大量殺人犯の加藤智大死刑囚はきのう26日午前(2022年7月)、東京拘置所で死刑執行された。

  • 番組ツイッターより
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事件現場となった交差点の現状

   執行までの加藤はどんな様子だったのか。「THE TIME,」は身の回りの世話をしていた衛生係の元受刑者に話を聞き、27日に放送した。「必ず決まった所作を取らないと嫌がるんだ」と元受刑者は語った。

   「たとえば、お茶の取っ手や角度の向き、それを誤ると暴力行為につながってしまう。刑務官もすごく警戒してまし、刺激しちゃだめだと周りも思っていました」。激しやすい性格は、死刑判決後も変わらなかったということだったのか。

   秋葉原から篠原梨菜アナがリポート。「事件現場となった交差点には、防犯カメラがいたるところに設置されています。町会などが行政と連携していて、去年も死角をなくすため新しいものが付けられました。事件から14年、安心安全な街を取り戻すための取り組みは今も続いています」

   司会の安住紳一郎「社会を恨んでしまう、仕事に恵まれず孤立してしまう、ネットのいじめなどなど、人そのものへの働きかけはこの14年進んだのかというと、なかなかそうではない現実があります。社会に良くされた人は社会を恨まない。そういうのが人間だと思います。あらためて他人に優しい社会でありたいと、14年たった今、強く思います」。だが、この事件後、「死刑になりたかった」とうそぶく無差別殺傷が増えている。

(カズキ)

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