旧統一教会問題 みちょぱ、政治家の説明に納得いかず 「『名前だけ貸した』とか良く言えるな」

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   「安倍元総理大臣の事件をきっかけに浮き彫りになった旧統一教会と政治家の関係。これまでに現職の国会議員ら10人以上が旧統一教会との関係を指摘されています。さらにきのう(2022年7月26日)は、現職の閣僚で安倍元総理の実の弟でもある自民党の岸防衛大臣が会見で『旧統一教会のメンバーと付き合いがある』と述べました」と伊藤遼アナアナ。

   27日の「スッキリ」は、日本テレビの取材に応じた元信者の話を放送。教団の選挙活動支援の実態に迫った。

  • 番組ツイッターより
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「ちょっと名前を貸して欲しいというので貸した」

   何度も選挙活動の応援に参加したというこの元信者の男性(38)は「ボランティアですね。ポスター貼りとか、決起集会への参加とか、あとは電話かけをしたり」「教会幹部の命令は絶対という教えで、従わないと地獄に落ちる」と説明。そしてこう話した。

「わざわざ統一教会の集会に(政治家が)来てくれた。政治家側のメリットとしては無償で私たちがやるからお金もかからない。まじめにやりますし。(教団側にとっては)昔から統一教会は世の中からたたかれる、批判される宗教ですので、政治家の方と仲良くなれば世の中の見方も変わってくるというメリットがあったのではないか」

   一方、岸防衛大臣は「選挙ですから支援者を多く集めることは必要」と、教団側の支援は問題ないとの認識を示した。また、4年前に教団の関連団体のイベントで実行委員長を務めたことを認めた二之湯智・国家公安委員長は、きのうの会見で「私は会員でも(ない)。統一教会の教義もよく知らない。ちょっと名前を貸して欲しいというので貸した。それ以上の付き合いはございません」と述べた。

   宮崎哲弥(評論家)「霊感商法みたいなトラブルはさることながら、この教団は冷戦構造が崩壊した後に北朝鮮に近づいている。一緒に共同事業をやるなど極めて密接な関係です。日本にとっては非常に脅威度が高い国に近い団体が、防衛大臣や防衛副大臣、国家公安委員長と近いのはまずいと思います」

   みちょぱ(池田美優:モデル、タレント)「例えば私だったら、広告をやらせてもらう時には新しい会社だったら調べるし、商品だったらその安全性を調べる。影響される方がいるからこそ、ちゃんと下調べする。なんで政治家の人たちって...。『名前だけ貸した』とか良く言えるな。次からの選挙は見方が変わっちゃうな」

   司会の加藤浩次「統一教会の時の霊感商法は世の中的に本当に問題になりましたから、それを『知らない』とは言えないですよね」

(ピノコ)

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