コロナ感染急増、物価高... 食料支援の現状とは (THE TIME,)

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   「番組スタッフの写真ですが、(冷蔵庫の)野菜室でしょうか。ほぼ食糧がつきているんです」と切り出す宇賀神メグアナウンサー。画面にはオクラにミョウガ、しなびたキュウリやネギが一本ずつ、オレンジ半分という寂しい野菜室が映し出されている。

   新型コロナに物価高が直撃する中、今日26日(2022年7月)の「THE TIME,」は、食糧入手が困難になっている人たちに対する食糧支援の現状を詳しく伝えた。

  • 食料支援の現状とは(写真はイメージ)
    食料支援の現状とは(写真はイメージ)
  • 食料支援の現状とは(写真はイメージ)

備蓄呼びかけの自治体も

   冒頭の番組スタッフは7月16日に娘が発熱し、スタッフと妻は17日からみなし陽性に。27日までの療養期間は食糧を買いに行くこともできなくなってしまった。冷蔵庫はほぼカラの状態で夕食は出前に頼ることも多いが、こういうときに頼りになるのが自治体からの支援物資だ。

   しかし、感染者の急増で物資が底をつき始めている自治体もあるという。東京都も今日から支援物資を受け取れる条件が変更される。

   これまで東京都は、一世帯3人ごとに食料品2箱を配送していた。しかし、備蓄が少なくなってきたため、今日正午からは食料品を届けてくれる知人などがおらず、インターネット通販などが利用できない人のみに配送することになった。島根県でも5日分程度の食糧とトイレットペーパーを備蓄するよう呼びかけている。

   食糧支援物資を必要としているのは、新型コロナ自宅療養者だけではない。

   駒澤大学では物価高騰や新型コロナの影響を受ける学生に食糧を無料配布した。レトルトご飯1万8700食やレトルトカレー3600食、ツナ缶9600食など9万食以上が配布されたが。夏休み前の3日間で3301人の学生が利用した。

   山口市では、子育て世代を対象に食糧を無料配布。レトルト食品やゼリーなど9品2180円分で、子どもが一人でも食べられるものが中心だ。他にもセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは全国で支援希望の子育て世帯を募集。予定していた3200世帯を上回る5644世帯から申し込みがあったという。食品に加え洗剤、ボディソープなど日用品や、ペンなど文房具なども発送した。

   川上園子・国内事業部部長(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)「日用品などの物価が上がって生活がどんどん苦しくなってきている。負担が大きいというこれまで聞かれなかった声も届いている」

(みっちゃん)

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