加藤浩次 サル痘国内初確認に「怖がる前に知識を得ることが大事」

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   26日(2022年7月)の「スッキリ」がトップで伝えたのは、25日に国内で初めて感染が確認されたサル痘について。岩田絵里奈アナが「WHO世界保健機関が世界で感染が広がっているとし、緊急事態にあたると発表したばかりのサル痘。一体どんなウイルスなんでしょうか」と切り出した。

   番組によると、サル痘に感染した場合、発疹や発熱、リンパ節の腫れ、筋肉痛などの症状が0~5日間続く。致死率は1~10%程度とされているという(ちなみに、新型コロナの日本での致死率は5月現在で0.36%だそうだ)。

  • 正しい知識を持つ重要性が指摘されている
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感染経路は?

   感染経路は、感染者の体液や発疹に触れること、飛沫を長時間受けることで、今回の感染拡大では、感染者の98.8%が男性だそうだ。厚労省の発表によると、今回感染が確認された30代男性も渡航先の欧州で確定例との接触があったという。

   司会の加藤浩次は、「怖がる前にちゃんと知識を得ることが大事」とした上で、日本感染症学会指導医の水野泰孝医師に質問。

   水野医師「もともとはアフリカの風土病みたいなもので、熱帯雨林で散発的に発生していたものです。それがなんらかのきっかけで先進国に波及してきたものです」

   司会の加藤浩次「死に至るケースもあるということですが、アフリカ以外の地域ではまだないと考えてよろしいでしょうか」

   水野医師「そうですね。いわゆる先進国での死亡例はないです」

   加藤「天然痘のワクチンが効果あるそうですが、我々打ってたりしますか?」

   水野医師「日本では1976年以降は接種は行われていないので、多くの方は接種していない世代だと思います。(ワクチンは)国が管理していて、濃厚接触者の方への接種は検討されているようです」

   加藤「コロナは飛沫ですが、サル痘は接触感染と考えてよろしいでしょうか」

   水野医師「世界的に報告されている事例では多くは接触感染。特に性的な交渉が合った場合。それから発疹に直接、あるいはタオルやリネンを介しての接触です」

   最後に、水野医師は注意点を述べた。「1例目は渡航歴のある人なので、渡航歴のある方はご自身でしっかりと注意して。発熱や発疹などの症状が出た場合は、人との接触を避けるなどし、広げないように認識してください」。

(ピノコ)

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