<1年前のワイドショー> 東京五輪は昨(2021)年7月23日に開会しました。緊急事態宣言下での無観客開催となり、関係者の不祥事も続いて厳しい目が向けられていた五輪ですが、始まってみると日本選手のメダルラッシュが続き、ワイドショーは連日、選手たちの活躍ぶりを伝えました。
柔道、スケートボード、卓球ダブルス...
前半で印象に残った選手たちを(J-CAST)ワイドショー通信簿の記事で振り返ると、「阿部兄妹そろって金 『強さの秘密』を『スッキリ』解説」(21年7月26日、日テレ系「スッキリ」)は、開会2日後の25日、柔道で阿部詩選手と兄の阿部一二三選手が、兄妹そろって同じ日に金メダルを獲得するという、五輪柔道初の快挙を伝えています。
ともに「負けず嫌い」な性格で、6歳で柔道を始めた兄に続き、5歳から始めた妹は「お兄ちゃんが強くなっていくのに負けたくない」といい、お互いに刺激し合っていたことが分かります。
東京五輪の新競技、スケートボードも話題でした。「スケボー金・堀米雄斗の大豪邸映像 『あさチャン!』が伝えた米国での人気」(同7月26日、TBS系「あさチャン!」)は、男子ストリートで金を獲得した堀米雄斗選手を人となりを紹介しています。本場アメリカでは、堀米選手はメジャーリーグの大谷選手に匹敵するほどの人気ぶり、とあります。
また、「西矢椛選手(13)、焼き肉で何食べる? 母親が『めざまし8』に語った『予想』」(同7月27日、フジテレビ系「めざまし8」)が取り上げたのは、女子ストリートで国内最年少の13歳11カ月で金を獲得した西矢椛(もみじ)選手。娘の快挙に母親は、焼き肉でねぎらってあげたいと語ったそうで、どの家にもある親子の様子が伝わってきました。
卓球では混合ダブルスの水谷隼、伊藤美誠(みま)組が、強敵・中国を倒し初めての金メダルとなりました。「水谷・伊藤組が『金』、インタビューでも魅せた 永島優美『やり取りも最高』」(同7月27日、フジテレビ系「めざまし8」)は、2人が静岡県磐田市出身の同郷で、水谷選手の両親が設立した卓球クラブで一緒に練習していたことを伝えています。
水谷選手は伊藤選手を妹のようにかわいがり、よくおんぶをしていたそうで、「子供のころからみてきているので、一緒にオリンピックに出られたことは奇跡ですし、金メダルがとれたってことは、本当にちょっと信じられない」と水谷選手。
開催の是非はおいて、選手たちの快挙に勇気づけられた人も多かったと思います。
(コムギ)