きのう21日(2022年7月)の新型コロナ感染者数は、全国で約18万人、東京都は3万人を超えて過去最多となった。東京では100人に一人が療養をしていることになる。
「1カ月くらいしてから急に」
そんななか、新型コロナから回復した子どもたちに「謎の病気」が見つかっていると、22日の「THE TIME,」が伝えた。MIS-C(ミスシ―)と呼ばれる小児多系統炎症性症候群で、体のさまざまな部位が炎症を起こす病気だ。
自治医科大とちぎ子ども医療センターの松原大輔医師は、「新型コロナになって1カ月くらいしてから急に起こります。10歳前後の子どもが多いですね」と説明している。症状は、高熱、おう吐、目が赤い、発疹、腹痛・下痢などで、心臓の機能が落ち、海外では亡くなるケースもあるという。国内では少なくとも20人の患者が確認されているが、数百人規模の可能性もある。
松原医師「ワクチンを打った方が9割くらい予防できるというふうに言われています。もしなっても、打っていれば軽く済むというデータもあります」。感染確認後、2~6週間は要注意らしい。
(カズキ)