プロ野球界でコロナ感染激増 長嶋一茂「ルール見直し議論を」

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   新型コロナウイルスの感染拡大がプロ野球にも及んだ。新規感染者が全国で18万人を超えたきのう21日(2022年7月)に「巨人で合わせて67人など急速な拡大が起きています」と司会の羽鳥慎一が伝えた。22日の「モーニングショー」最初の話題・ニュースだ。

  • 長嶋一茂さん
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プロ野球全体では200人以上が感染

   巨人はおとといのヤクルト戦の後、1軍、2軍、3軍の選手監督コーチやスタッフの202人にPCR検査を実施したところ、一度に38人が陽性とわかった。菅野智之、岡本和真、中田翔選手や元木大介、阿部慎之助コーチも。検査のたびに感染確認が広がり、山口寿一オーナーは「今回はさすがにまいりました。1、2軍同時に一気にとは想定していなかった」というほどだ。きょう予定の中日3連戦は延期する。

   プロ野球全体では200人以上が感染し、日本ハムでは新庄剛志ビッグボス(監督)の感染で指揮を執った山田勝彦監督代行も感染した。選手たちは球場間の移動も食事会場も風呂も一緒で「これ(他の)職場にあります?」(解説者の里崎智也さん)という状態が、感染急拡大の一因とみられる。試合出場中は普通、マスクもしない。

   NPB(日本野球機構)は「円陣の声出しは間隔をとり、最短時間で」といったガイドラインを設けているが、不十分だったのだろうか。

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「野球をやっていると、ソーシャル(ディスタンス)をとるのが物理的に不可能な時間が出てくる。今までのルールでやるのかを議論してもいいのでは。国民全員をスクリーニング検査したら、どうなるのですか。濃厚接触者をふくめて全員隔離したら、確実に経済がとまっちゃう」

   玉川徹(テレビ朝日)「何が変わったかというと、感染力が強い。今までより少ないウイルスで感染する」

   羽鳥「暑さはありますが、特に屋内施設でのマスク着用は大事なんだなと思います」

   大相撲でも全力士627人中130人超が休場した。

(あっちゃん)

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