7月21日(2022年)の「あさイチ」(NHK総合)のゲストはお笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さん。番組は博多華丸・大吉キャスターと鈴木奈穂子アナ、高橋さんの4ショットから始まった。
直前に放送された連続テレビ小説「ちむどんどん」では、母・優子(仲間由紀恵)が自らの過酷な戦争体験を初めて子どもたちに打ち明ける...というものだった。鈴木アナが「高橋さんですが、ついに朝ドラ受けをということで...」と振ると、高橋さんは「グッときました。この話を聞いたら、ニーニーももうええ加減にしてもらわないと」。すると大吉キャスターが「ほんとに。グレートになる気持ちはもう分かったから」と賛同した。
子どもからの夢をかなえるため...
この日の番組は、「日本のドラマ推し」を特集。高橋さんの推しは「なんと言っても『カムカムエヴィリバディ』」だそうで、それを聞いた大吉キャスターは「前(『カムカム』放送時に)来たとき、スタジオで号泣していましたよね」。
番組は、推しドラマによって人生が大きく動き出したという人々をVTRで紹介。その1人、51歳男性は、「大型トラックの運転手になって遠くまで行く」という子どもの頃からの夢をかなえるため、大型免許を取得。4年前に転職を果たし、今は生コンクリートを運ぶミキサー車の運転手として働いているという。
「子どもの頃からの夢だった大型自動車に乗れているということで、充実感はものすごくあります。ただ、ちょっとだけ『計算ミスをしたかな...』っていうところがありまして、生コンのミキサー車ってあまり遠くへは行けない(笑)。どうしても(コンクリートが)固まってしまいますので...」
この男性の話のオチに、華丸・大吉キャスターと高橋さんは大笑い。
大吉キャスターは、華丸キャスターに向かって「出て下さった方々は僕ら同世代なので、観てきたドラマも一緒だろうし、すごく感慨深かったね」。そして「子どもの頃からの夢を叶えたいっていう...。生コン車は遠くへ行けないというオチまで含めて最高のドラマですよ」とコメントした。
この後もドラマトークで盛り上がった出演者たち。「毎日、ドラマ推しをしゃべっているっていう番組にしたらどうですか?」(高橋)、「1コーナー欲しいよね」(華丸)、「そういう番組が欲しいかも知れないね」(大吉)とうなずき合っていた。
(ピノコ)