羽生結弦プロ転向宣言、「なぜ今?」 10年超取材・西岡孝洋アナの分析とは

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   「世界から数々の反響が寄せられています」ときょう20日(2022年7月)の「めざまし8」でMCの谷原章介が切り出したのは、プロへの転向を表明したフィギュアスケートの羽生結弦選手(27)のニュースだ。番組では、「なぜ今なのか」に焦点を当てた。

  • 羽生結弦さん
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「『羽生結弦』という言い方が増え」たタイミング

   19日、記者会見した羽生選手は「プロのアスリートとしてスケートを続けていく。これから競技会に出るつもりはない」と発表し、その理由として「もう競技会、結果に対して取るべきものは取れたなと思っているし、そこに対する評価をもう求めなくなった」「よりうまくなりたい、より強くなりたいと思って決断した」と語った。

   プロへの転向を考え始めたのは2018年の平昌五輪が終わったころだといい、「毎試合ごとに考えていた。努力している方向が間違っているのかなとか、いろんなことを考えながら競技をしていた」と振り返った。最終決断は2022年北京五輪終了後だという。4回転半ジャンプについては「より一層取り組んで、これからも頑張っていく」と決意を述べた。

   谷原「会見では『今が一番うまい』と言っていましたが、なぜ今競技から退こうと思ったのでしょうか」

   羽生選手が13歳のころから取材してきたという西岡孝洋アナウンサーは、会見で「僕にとって羽生結弦は常に重荷です」などと「羽生結弦」という言葉を14回使っていたことに注目。「取材ノートを見返すと、平昌五輪の後から『羽生結弦』という言い方が増えています。平昌後は自分自身との闘いでしたが、そんななかで、『今が一番うまくなったと思えるようになった』と話していたのは、次のステップに進んでもいいと、ストイックな彼は自分自身を許したということだと思います」と分析してみせた。

   羽生ファンの教育評論家の尾木直樹氏は、羽生選手をかたどったブローチを身に着け、「引退じゃなくてステージアップしただけで、羽生結弦君は全然変わっていない。これからは自由な世界でまた新たな世界を切り開いてくれると思う。僕ら『ゆづ友』(ファン)は全力で応援しています」とコメントした。

(キャンディ)

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