羽生結弦プロ転向会見 羽鳥慎一が選んだ「お疲れさま」より「ふさわしい」言葉

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   フィギュアスケートの羽生結弦選手(27)がきのう19日(2022年7月)開いたプロ転向会見でもらした「羽生結弦という存在がいつも重荷だった」という一言に、20日の「モーニングショー」は敏感に反応した。「いろんなプレッシャーに、はかり知れないものがあったと思います」と推察した司会の羽鳥慎一は、4回転半をつきつめて、とエールを贈った。

  • 羽生結弦さん
    羽生結弦さん
  • 羽生結弦さん

「これからスタートです」

   会見場にスーツ姿で現れた羽生選手は5秒間おじぎしてから語り始めた。「とるべきものはとれた」「これから競技会に出るつもりはないです」「決断は北京五輪が終わってから」「ここ(競技場)のステージにいつまでもいる必要はなく、より強くなりたい」と話す表情に迷いはなかった。「甲子園の選手がプロになって引退かというと、そうではない。それと同じ。これからスタートです」とも話した。オリンピックや数々の競技会を制し、4回転半ジャンプにも挑んできた羽生選手は、今後はプロのスケーターとして演技し続ける。

   浜田敬子(元AERA編集長)「競技会はいろんなルール・制約の中でやり、日程と体調の調整も必要だから、本来自分がつきつめたい表現がむずかしいと感じたのか。(会見は)自分自身に対してもこれがスタートと言い聞かせる意味もあったかと思います」

   玉川徹(テレビ朝日)「栄光の10年間だったが、光は影も生む。見続けられる、ある種のプレッシャーの中で生きてきたところから解放される」

   羽鳥「重荷でしたという言葉は今のところ、なんでしょうね。でも、これからはやりたいタイミングでやりたいようにできるとしたら、お疲れさまというより、楽しみにしていますの言葉がふさわしいかと思います」

(あっちゃん)

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