注目高まるAEDの使い方  番組で紹介、加藤浩次「これ、できるできる」

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   19日(2022年7月)の「スッキリ」で、森圭介アナが手にしていたのはAED。「心停止の状態の心臓に電気ショックを与える医療機器なんですが、安倍元総理が銃で撃たれて死亡した事件でも使われたことから、今AEDの普及を推進する団体に使用についての質問が相次いでいるんです」と切り出した。

   同財団実行委員会委員の本間洋輔医師は番組に出演し、「AEDは、電気ショックが必要か不要かを判断するのも機能の1つ。心電図で、心臓が動いていないなど判断します」と解説。

  • AEDの使い方に関心が高まっている
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AEDが「指示」

   本間医師によると、AEDの電気ショックが1分遅れるごとに救命率が10%低下。いざという時に備え、自宅や職場近くで設置場所を確認しておくことが大事だという。

「救急車を呼べば救急隊が持っていますが、今、救急車が着くまでに全国平均で8.9分。1分間で10%下がるものを8.9分待ってしまうと助かるものも助からなくなってしまうことがある。救急車が来る前に使うことがすごく大事です」。

   スタジオでは、本間医師の指導のもと、大沢あかね(タレント)がマネキンでAED使用を体験。「周囲の安全確認」「声かけ」「周囲の人へ応援呼びかけ(119番通報、AEDを持って来てもらうなど)」「呼吸確認」「胸骨圧迫」「AED装着」「電気ショックボタン」「再び胸骨圧迫」と手際よく進めた。

   本間医師「AEDに『体に触らないで』と指示されたら触らない。あとはパッドを貼りっぱなしにしておけば、胸骨圧迫のリズムが鳴りますし、2分たつともう1回電気ショックが必要かどうか指示を出してくれます」

   司会の加藤浩次「なるほどねー。これ、できるできる。指示に従ったら」

   森圭介アナは、子どもや妊婦への使用についても質問。本間医師は「AEDを使ってはいけない年齢はありません。妊婦さんにも使えます。小学生から大人の場合はこのまま使用しますが、未就学児の場合は未就学児モードに切り替えてください」と答えた。

   また、出血がある場合でも呼吸がなければ、胸骨圧迫とAED使用が必要だそうだ。

   加藤「まず心臓を動かすってことが大事。心臓が動けば脳にも血液が行くからってことですね」

   本間医師「その通りです」

(ピノコ)

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